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ハンガリーのオルバン首相はEU、NATO加盟国の中で即時停戦を主張(宮崎正弘国際情勢解題投稿欄)

2023-07-22 | ヨーロッパ情勢・歴史

オルバン首相はウクライナ戦争に西側支援国は飽き飽きしているが、ジョージソロスらが軍需産業にテコ入れして大もうけをしており、「ソロスはウクライナが勝つまで戦争を継続せよと言っている」と真っ向から批判しています。ソロスはハンガリー系ユダヤ人です。

オルバンはまたロシア制裁に加わらないベネズエラ、キューバ、メキシコ、ブラジルを評価し、バイデンをこき下ろす一方で、「すぐに停戦に持って行ける唯一の指導者はトランプである」と明言しています。まさに「ハンガリーのトランプ」の面目躍如!

ですから西側メディアは「報道しない自由」を行使しているわけです。

トランプ政権時代、英国をはじめNATO諸国と米国は激しく衝突した。欧州諸国に軍事支出の約束を果たすようトランプに要求したが、独仏など「時代遅れ」であると興味を示さなかった。

およそ1000億ドル以上の米国のウクライナ支援は「バイデンと狂気の戦争屋たちが危険な状況に導いたのだ。わたしの任期中、米軍を完全に再建し、世界中に平和が訪れるほど強力な世界的地位に導いた。29か月後、米軍の武器庫は空になり、備蓄は空っぽになり、財務省は枯渇し、産業は空洞化し、米国は屈辱を与えられ、腐敗しひねくれたジョー・バイデンが誕生した。かれらが第三次世界大戦に引きずり込む。もしホワイトハウスに戻ったら、「平和と安定」を実現する。「アメリカ第一」の外交政策を直ちに再実施する。この戦争は決して起こるべきではなかったが、無意味な死と破壊を終わらせる時期はとうに過ぎた。就任後、24時間以内にウクライナのゼレンスキー大統領とプーチン大統領に和平協定交渉を強制することでウクライナ危機を終わらせる」と主張した。

オルバン発言は、この一連のトランプ発言を踏まえて組み立てられている。


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