シン文化大革命の本格化なのか?
『中華民族共同体概論』なるものが発表された。毛沢東が提唱した階級革命ではなく、むしろ漢民族の文化的、人種的ナショナリズムを基軸とする、幻覚症状が顕著なのである。
中国共産党の少数民族政策に対する新たなアプローチは、少数民族が政治的、文化的自治権を行使し「自らの家の主人」となることを認めた過去の約束を頭から否定した。
新しい概論は中国の過去と未来に漢民族中心の物 . . . 本文を読む
「ミリオタちゃんねる」
ゲストは宮崎正弘先生。テーマは「焦る習近平、関税100%の衝撃」
下記ユーチューブからご覧頂けます。
https://www.youtube.com/watch?v=AM4og_96KMo
(ミリオタチャンネル) . . . 本文を読む
郭文貴はインサイダー取引、マネーロンダリングなどで中国当局に捕まる前にアメリカへ飛んで、事実上の亡命生活を送ってきた。
NYCの豪華マンションに陣取って中国共産党トップの秘密をじゃかすか暴露する放送局を開設した。世界中のチャイナウォッチャーも注目したのは、毎週のように習近平とその側近らの汚職の新ネタを声高に拡散したことで、一種人気者だった。
トランプの側近だったスティーブ・バノンとも組んでファ . . . 本文を読む
日本、アメリカ、台湾ばかりではない。中国のハッッカー攻撃で欧州主要国からもデータが大量に盗まれ、また政治家へのフェイク攻撃による選挙介入などが続いている。
英国ではダウデン副首相が下院で演説し、「報道機関にリークされた議員と国選機関に対するサイバー攻撃の責任は中国にある。英国はこれらの行動が中国の敵意を示す明確かつ持続的な行動パターンを示していると判断する」とした。
具体的に2021年から翌年 . . . 本文を読む
AI時代、生成AIとチャットGPTの開発競争とは、実質的に第三次世界大戦である。「AIを確立した国家が世界の覇者となる」というのはプーチンの預言だが、開発現場のエンジニアには技術の視野狭窄に陥って、機を見て森を見ない状況にある。
とりわけ米国の開発企業にむけて唸るような投機資金の流入をみていると、現場にある発想は人類への貢献より、カネではないか。オープンAI、AI−X、エヌヴィディア . . . 本文を読む
2017年はまだ中国夢想状態だった。
習近平の鶴の一声、河北省の農村地帯に新経済特区建設がきまり、第一段階は100平方キロの敷地、国際会議場、豪華ホテル、官庁街が突貫工事で進められ、2023年までに邦貨換算で9兆1500億円が投下された(ちなみにコロナ対策は7兆円余)。
国家級の新区をめざし、上海の浦東、広東の深セン、重慶と並ぶ方針が決められた。当初の責任者は張高麗(当時=政治局常務委員第七位 . . . 本文を読む
『松田学チャンネル』のゴールデンウイーク特番
『宮崎正弘先生に訊く!悲惨な中国経済の実態!若者の失業率50%!?』 https://www.youtube.com/watch?v=hKAC-XxqmuM . . . 本文を読む
イーロン・マスクがインドを訪問しモディ首相との会見予定をキャンセルし、突如予告なしで北京を訪問し、李強首相と会見した。
李は上海市書記時代にテスラを浦東団地に誘致したという「功績」で首相になっただけの軽量級ですから、マスクとは気があるはずです。マスクのジェット機は北京上空にさしかかったときに番号を読まれ、秘密訪問はその時点でバレていました。
画像をみるとマスク側は通訳をのぞけば3名、ところが中 . . . 本文を読む
どうやって最先端半導体を調達したのか?
華為技術(ファーウェイ)の新型スマホ「Pura 70」に7ナノのハイシリコン・チップが搭載されていることが判明した。
アップルとの競合市場でファーウェイのシェア回復が展望される。
米国のハイテク分析・調査企業「テクノインサイト」は、「Pura 70 の半導体はSMIC(中芯国際集成電路製造有限公司)が製造した『Kirin 9010』プロセッサだ」と特定 . . . 本文を読む
北京は外交ラッシュの季節。イエーレン財務長官と入れ替わりにラブロブ露外相、そのまえにはブラボォ次期インドネシア大統領、王毅外相は椅子を暖める時間もない。
4月12日、中国を公式訪問中のスリナムのサントーキ大統領が、北京で習近平と固い握手、『今後も両国の戦略的パートー湿布を強化したい』と述べた。
スリナム? 聞いたことありますか?
ベネズエラの東へ、ガイアナ、そのとなり、オランダ領ギニアの西 . . . 本文を読む
4月1日から中国を訪問していた馬英九(元台湾総統)は、広州から西安を巡り、北京に入るとまっさきに盧溝橋にある反日記念館を訪問した。北京大学も訪問し、引率した台湾の学生たちと親善の旅を続けた。
習近平との会談は当初、4月8日に予定されていた。急遽、10日に延期された理由は単純明快、日米首脳会談の直前にぶつける演出である。
馬英九は前回の会談で習を「さん」づけで呼んだが、こんどは「主席」と呼びかけ . . . 本文を読む
米国商務省産業安全局(BIS)の『輸出管理規制』(EAR)改正が為されたのは2022年10月だった。この改正は中国人留学生や研修生に衝撃を与えた。
中国籍エンジニアで米市民権を持ち、グリーンカード保持者であっても、米国の半導体企業での就労を禁止するという内容だったからだ。
相当数の中国籍エンジニアが帰国した。
ついでフロリダ州のデサンティス知事(予備選でトランプに圧勝され撤退したが、2028 . . . 本文を読む
ジャネット・イエーレン米財務長官は4月3日にワシントンを立ち、4日に広東省に到着した。何立鋒副首相等と会談し、はやくも中国の過剰生産問題に言及した。世界貿易秩序の波乱要因として懸念を表明した。
ところが中国のメディアは、イエーレンが前回訪中時にビールを飲んで、奇妙なキノコを食べていた写真を配信し、今度は何を食べたか等とへんな記事を配信していた。
訪中前の講演でもイエーレンは「世界の価格と生産パ . . . 本文を読む
23年度大學新卒は1058万人。失業率は14・9%と発表された。
23年6月に数字は更新し、若者の失業率は21・3%と急増していた。ところが3月の全人代で「全体の失業率は5・2%」と公式発表があった。24年の新卒は1159万人。
中国の統計数字は三割水増しが常識、逆に悪い数字は半分に凝縮される。従って推定数字で言えば、若者の失業率は43%くらいだろう。実際に職場が「消えている」のである。
因 . . . 本文を読む
中国の謂う「超限戦」を「UNRISTRICTED WARFARE」と英米では表現している。
米国の国防、安全保障関係のシンクタンクからつぎつぎとなされる警告は「サイバ−真珠湾」「デジタル911」を中国が仕掛けるというレポートだ。
「中国のハッカー軍団が米国(ならびに西側先進国の)インフラ、とくに送電網、貯水池や処理場、パイプライン(水道管、ガス管を含む)、交通・通信システムなどの主 . . . 本文を読む