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東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

チャイニーズ・ヒルビリー・エレジー(その4) 中国映画も興業収入が半減。映画館に行けなくなった(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-31 | 中国の歴史・中国情勢
中国人の娯楽は反日映画(ほぼマンネリ、演技下手の無内容)を見て、日頃の政治の貧しさに対しての鬱憤をはらし、溜飲を下げ、山のように飯をかき込み、あとは昼寝だった。 改革開放政策に移行して以後は、ある程度の国際化を果たして日本や欧米の映画が輸入されるようになると、その映像の美しさ、アクションのすさまじさ、自由は表現、辛辣な批判の台詞に驚いた。 80年代のおわり頃から情報の公開がちょっぴり進んで、9 . . . 本文を読む

チャイニーズ・ヒルビリー・エレジー(その3)「大学卒業」=「失業」という意味だった(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-30 | 中国の歴史・中国情勢
北京でも上海でも、夜の人出がめっきり減ったが、逆に増えたのが屋台ビジネスへの新規参入という皮肉な現象。 その屋台も新卒が乗用車に機材を積んでくる即席ショップである。ゴミ拾い、空き缶集めも競争状態となった。アリババの配達員はつねに人員不足だが中国全土に1000万人! 正社員でもアルバイトでもない。随時契約で長時間労働、一件につき150円。20件配達できても(集中高率地区はベテランが抑えている)日銭 . . . 本文を読む

「胡耀邦趙紫陽記念財団」の創設者、著名な民主活動家がスパイだった ジョンルカレ、グラハム・グリーンのスパイ小説を地で行った(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-29 | 中国の歴史・中国情勢
王淑俊(王書君とも言う)は著名な歴史家であり、かつNYクィーンズを舞台に「胡耀邦趙紫陽記念財団」の創設者としても知られた。在米の民主活動家を支援し、台湾独立を支持し、またウィグル、チベットの独立運動の支援者として、彼を知らないものはなかった。2003年にはダライラマ法王とも会見している。 ところがビックリ。王は中国のスパイだった。王書君は1949年、山東省生まれ、青島社会科学学院の教授となって中 . . . 本文を読む

エヌビディアのハイテク半導体はこうして中国に渡った クラウドサービスを利用して巧妙な入札が行われていた(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-28 | 中国の歴史・中国情勢
ロイター(8月23日)が中国のハイテク入手にアマゾンのクラウドサービスが利用されていると報じた。 中国の公開入札文書を省察したところ、中国企業が、アマゾンなどのクラウドサービスを利用して、米国が禁輸措置としている米国製半導体や人工知能(AI)機能を入手していた。 ロイターは過去1年間に中国が公開した50件以上の入札書類を調査し、少なくとも11の中国企業が米国の技術やクラウドサービスの入手を狙っ . . . 本文を読む

ゾンビ中国、泥沼から這い上がろうと責任を他人に押しつける手口 習近平「ふたつのすり替え」=『反日』と『トウ小平』(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-25 | 中国の歴史・中国情勢
中国経済は泥沼陥落である。住宅はさっぱり売れず、半額セールの「保障制住宅」(公営住宅)を建設する等と唱えている。しかし土地の価格が下がると銀行の不良債権が急拡大する。 ようするに大手術を回避して小手先の措置を続けると、状況はさらに悪化する。不動産関連の不良債権が、信用機構を脅かすことになる。 ところが習近平の周りに経済ブレーンが不在で、バブル破産は不動産業界と金融機関の「不始末」によって引き起 . . . 本文を読む

裁判所はあっても司法のない中国 日本人を不当に起訴 景気が最悪、失業急増長、こんなとき中国は『反日』にすり変える(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-23 | 中国の歴史・中国情勢
司法を武器化してトランプの選挙を徹底的に妨害した民主党の遣り方は、そのあくどい手口をきっと「中国から学んだ」に違いない。 1986年に筆者は『中国の悲劇』をいう本をだした。海外留学、交換教授などで海外にでて、その後亡命した中国の医者、教授、物理学博士から小説家、ピアニスト、ミグパイロット、通訳など、およそ80名を3年がかりで、米国、台湾、欧州などの亡命先に訊ね、中国の闇の奥に迫った(なかには中国 . . . 本文を読む

中国人のアメリカ留学激減と反比例、大規模なネット詐欺が激増している 少子化、晩婚化、都市化という顕著な中国社会の変調(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-22 | 中国の歴史・中国情勢
SNSで著名人や信頼できる団体、企業、投資集団になりすまし、「えらい儲かりますよ」と投資を呼びかける。ちょっと考えればわかることなのに、金融詐欺にひっかかる人がなぜこうも多いのだろう? 中国人のアメリカ留学は2014年に274439人だった。ピークが2019年の37万人、それが22年統計では115493人に激減した。 米国の孔子学院閉鎖、中国留学生へのヴィザ発給厳格化、飛行場での門前払いも相次 . . . 本文を読む

中国の幼稚園が陸続と老人ホームに 勉強机の代わりにベッドが置かれはじめた(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-21 | 中国の歴史・中国情勢
予備校産業に異変がおきてから久しいが、もっとも有名だった代々木ゼミナールが規模を縮小したのを皮切りに塾、補習班など生徒が集まらない。予備校の先生は失職。かと言って英語学校も嘗ての興隆は見られない。いずれも少子化に因る。 例外は日本語学校で、海外から日本へ留学あるいは就労組は増える一方だから。 なかには妖しげな日本語学校も混じっている。教師になるにはいまや国家試験並み。そのうえ四大卒業生に限られ . . . 本文を読む

家庭をつくり、子供を育てる人生を放棄する中国の新世代 新卒1179万人はどのような人生を歩むつもりなのか?(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-20 | 中国の歴史・中国情勢
7月、中国では過去最高の1179万人の大学生が卒業した。 就職できた学生は半分程度、日雇いアルバイトから、食事宅配などで糊口を凌ぐか、裕福な家庭では大学院進学、あるいは海外留学の道を選ぶ。モラトリアムをもとめる若者が、あの中国に出現したことのほうがショックである。 さて職にあぶれた学生は詐欺に走るか、逆に詐欺に引っかかる。 中国人なら詐欺には絶対に引っかからないというのが従来の相場だが、経済成長 . . . 本文を読む

PDD(迅多多)、世界市場を席巻中。日米でも安物爆買い 馬雲をこえる新興成金、黄争は資産523億ドル(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-16 | 中国の歴史・中国情勢
新しいチャイニーズ・ビリオネアたちの挽歌。 「中国の夢」の体現者はアリババの馬雲(ジャック・マー)だった。2017年の『フォーブス』誌はアリババの馬雲、テンセントの馬化騰(ポニー・マー)らの世界ランキング入りを大きく報じた。 テンセントの馬化騰は、深セン大學卒で、ゲームアプリ開発で当てた。SNSでのゲームは従来にない世界だったから、いきなりアップル、グーグル、アマゾン、マイクロソフトと並んだの . . . 本文を読む

楊海英『中国を見破る』(PHP新書)日本人の中国理解は日本人だけにしか役立ちません それが中国の本質を理解する妨げになっているのです

2024-08-13 | 中国の歴史・中国情勢
中国の歴史改竄はなにも共産党だけの専売特許ではない。 蒋介石の国民党も嘘八百を並べたし、そもそも司馬遷の『史記』からして白髪三千丈、『三国志』は史実が妖しい。『三国志演義』とか『西遊記』は史実とは無縁のSF。歴代王朝が綴る「正史」は曲筆と嘘、つまるところ政治宣伝である。 中国の史書には『古事記』のようなロマンの薫りはない。草花の匂いがしない。かわりに血の匂いが染みついている。 近現代史をみて . . . 本文を読む

チャイニーズ・ヒルビリー・エレジー(2) 大学教授、教え子の女子学生に「卒業したければ●●させろ」(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-06 | 中国の歴史・中国情勢
大学教員がパワハラにより教え子の女子学生にセックスを強要、あるいは暴行事件が発生しているが、これまではサイレントの世界だった。SNSの告発がはじまり、被害者が実名で告発し始めた。中国版,#MeTooである。中国の高等教育機関は #MeToo のサイト閲覧が 1 億 1,000 万回に達したことを認め、世論は大騒ぎとなった。 7月21日、中国人民大学の王某(女子博士課程)という学生が、リベラルアー . . . 本文を読む

チャイニーズ・ヒルビリー・エレジー(1)  「ストリート・ガールフレンンズ」が流向の兆し(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-05 | 中国の歴史・中国情勢
大學は出たけれど 大學には行けないけれど。なにしろ若い女性の職がない。2024年の大学新卒は1158万人。半分しか職はなかった。だから「ストリート・ガールフレンンズ」が流向の兆し。歌舞伎町の「トー横キッズ」の後追い? ハグは1元、キスは10元、一緒にカラオケ行くのは40元。「一日恋人」なら600元(セックスは含まない)。こんなプラカードをもつ「少女」たちが中国の都会の繁華街で目撃されるようにな . . . 本文を読む

日本製鉄、宝山との『合弁を解消』とは穏健な表現である 実態は中国が『日本製鉄』をしゃぶりつくしたのだ(宮崎正弘国際情勢)

2024-07-27 | 中国の歴史・中国情勢
日本製鉄が宝山と合弁の自動車鋼板製造「宝鋼日鉄自動車鋼板(BNA)」を設立し、半世紀に亘って協力した合弁事業から撤退する。ようやく悟ったのだ。中国進出そのものが誤りであったことを。 最初は猫なで声で日本を「先生」だと言って、仰ぎ見た。演技だった。技術陣は日本から一万人が派遣された。日本側の勘違い、その善意にもほどがある。 中国は日本の特許を平然と侵害し、技術を盗みつくし、日本の資本やらなにやら . . . 本文を読む

中国政治の預言師 閻学通が予測する『米中戦争はない』 国際的な中国人学者の予測的中率は82・3%(宮崎正弘国際情勢)

2024-07-24 | 中国の歴史・中国情勢
閻学通は天津生まれで、中国の国際政治学者。清華大学現代国際関係研究院長、並びに『国際政治ジャーナル』編集長。中国国際関係研究協会および中国アメリカ研究協会の幹部を務める有名人だが、日本で知る人は少ない。 かれはカリフォルニア大学バークレー校で政治学博士号を取得した。 数冊の著作があるが、邦訳は『歴史の慣性』のみ。日本ではあまり知られていない。 しかし英語圏では中国人学者として名がある。 と . . . 本文を読む