kintyre's Diary 新館

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映画『綱引いちゃった!』を観て

2012-12-17 23:38:52 | 映画・邦画

12-100.綱引いちゃった!
■配給:東宝
■製作年、国:2012年、日本
■上映時間:111分
■観賞日:12月15日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷)
■料金:0円(1カ月フリーパス利用)

 

□監督:水田伸生
◆井上真央(西川千晶)
◆玉山鉄二(熊田公雄)
◆浅茅陽子(大林和枝)
◆西田尚美(中山絵美)
◆渡辺直美(藤代美香)
◆ソニン(伊藤麗子)
◆松坂慶子(西川容子)
◆風間杜夫(花宮健一郎)
【この映画について】
1チーム8人が力を合わせて綱を引く競技綱引。この誰もが経験はあるが、マイナー競技である“綱引”にスポットを当てた映画が登場した。大分市のPRのために結成された綱引チームで、井上真央、松坂慶子、浅茅陽子、渡辺直美らが演じる綱娘たちが力を合わせ競技に挑む姿を描く。綱娘のメンバーたちはそれぞれに夫の失業、父の痴呆、息子の反抗など、様々な事情を抱えているが、それらを明るく笑い飛ばし、賑やかにたくましく生きている。九州女性の明るさ、力強さに元気をもらえるような作品だ。
大分市の各地でロケが行われているので、大分市民にとっては必見の一作。『フラガール』の羽原大介が脚本、『舞妓Haaaan!!!』の水田伸生が監督を務める。(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
真面目な性格の大分市役所広報課職員・西川千晶は、市長から“市のPRのために、女子綱引きチームを結成するように”との無理難題を課されてしまう。マイナースポーツゆえ人集めに頭を痛めた千晶は、勤務先の給食センター廃止に反対して、仲間とともに市役所に直談判に乗り込んだ母、容子の姿を見て、市長との取引を思いつく。給食センターの職員を綱引きメンバーにして、全国大会出場まで勝ち抜いたら廃止を取り消そうというのだ。

こうして集まった“綱娘”メンバーは個性豊かな7人の女性。“デートがある”と練習をサボりがちの和枝。反抗期の息子に手を焼く主婦の絵美。麗子はペットショップ店員に恋い焦がれ、食欲旺盛な美香は認知症の父の介護に追われる毎日。さらに、競輪に夢中のかおるとタバコがやめられない沙織。
競技綱引きには8人が必要ということで、必然的にメンバーになった千晶はキャプテンまで押し付けられ、コーチには、イケメンだが空気の読めないシイタケ農家の公雄を抜擢する有様。前途多難なチームは小学生との練習試合にも完敗。この敗戦を全く意に介さないメンバーの態度に怒った千晶は、チーム脱退を宣言する。

だが、容子と話し合った千晶は、様々な女性たちの姿を知る。なぜ和枝は練習をサボっていたのか?なぜ絵美の息子は母に反抗していたのか?それまで見えていなかったものが見えた時、千晶はたった1本のロープを8人で引き合うという単純な競技が、どれほどみんなの心を一つにしてゆくものであるかを理解する。“女に生まれてよかった。”心からそう思う千晶と気持ちを新たに結束した綱娘たち。しかし、市長の暗躍により、給食センターは再び廃止の危機に。果たして、このピンチに千晶たちはどう立ち向かうのか……?

予告編は観ていたが過大な期待を持たずに観に行ったが意外と面白かった?配役の妙というか井上真央はCMでしかみたことのない女優だったが、彼女の奮闘ぶりと渡辺直美の個性的な体型?を活かした脚本も面白かった。舞台が大分という田舎(地元の方には失礼ですが)なのがかえってよかったのかも都会より。
メンバーの家族構成や家庭事情に加えて恋愛事情や市の都合などが適度に盛り込まれていて、給食センターが廃止になりそうというもっともらしい社会情勢まで反映されている点にも注目。やる気のなさそうなセンター職員を何とかやる気にさせようと自らが主将に収まって牽引する千晶の健気さに観ている方も「頑張れ!」って応援したくなる展開が続いた。
最後は結果がどうなったかが明確に示されずにジ・エンドとなったが、出来れば大会で優勝してメデタシメデタシで終わるのかと思ったが、監督の意図はメンバーが結束して大会に臨んだことが大事だったのだろう。そんな感じがしました。



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