「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

月例練習会、山梨大の「ダウン症フォーラム」に焦点を当てて練習

2016年08月05日 | 指圧の活動

 724日午後130分から、成増アクトホール(板橋区)で月例練習会が行われました。新しい会場にも慣れて、設備の使い方も上手になりました。広い和室はのびのび練習ができて、とても気持ちがいいのです。アクトホールでは都知事選の期日前投票の会場にもなっており、この日は1週間前の日曜日で、投票をする人たちで賑わっていました。練習中の和室を通りがかりに覗いて、畳敷きの部屋があるのに驚いている人や、「何をしているのかな?」と一瞬立ち止まる人などさまざまでした。 

 この日は、いつもと違う練習をしました。
 実は来年2月に山梨大学で行われるダウン症のフォーラムに、基本指圧研究会も参加することが決まりました。詳細はこれから決まりますが、私が依頼された課題は「お腹の指圧について講演と実技を」ということです。ダウン症の皆さんは、筋力が弱い方が多いと聞いていますので、私はお腹と足の指圧を重点課題にしたいと思い、この日はみんなで手足の圧し方を勉強することにしました。指圧で改善できることも多いので、フォーラムに先立ってシッカリ勉強して行きたいと思います。 

 この日、モデルをKさんとOさんお願いしました。
 Kさんは、外反母趾で悩んでいます。これは、圧してすぐ治るものではないのですが、足を指圧した後と、その前の歩き方の違いを感じてもらいました。Oさんには、手を指圧した後と前で肩甲下部の動きがよくなったことを実感してもらいました。
 
ダウン症のかたの手足はもっと厳し状態ですので、今回の練習だけでは足りないかも知れません。しかし仕事をしている一般の方も、手足の悩みを持っている方が多いので、指圧の実技として何かのヒントにしてほしいのです。 
 
来月は、肩甲下部の練習で、その「コツ」をしっかり勉強してみようと思っています。


練習台で「指づくり」に励むメンバー

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