「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

悪辣極まる反捕鯨の妨害船、政府は断固たる処置を

2010年01月08日 | 雑感

 新聞・テレビ等の報道によると、南極海で活動している日本の捕鯨調査船「第2昭南丸」に6日、反捕鯨団体「シー・シェパード」の妨害船「アディ・ギル号」がさまざまな妨害を繰り返し最後、故意に衝突させたということです。ギル号は大破し、乗組員6人は別の妨害船に乗り移りました。
 この団体は、以前ブログに投稿したことがありますが、反捕鯨を標榜して金儲けの手段にし、生命に関わるギリギリの危険行為を犯しては、同調者から多額の金を集めている悪辣な団体です。 
 昭南丸は放水し、音響装置で撤退させようと防衛措置を講じたようですが、その間ギル号は攻撃を繰り返し、航行する昭南丸の直前でわざと速度を落として衝突させたものです。  

 シー・シェパードは手段を選ばず捕鯨船を妨害することで知られており、乗員に向けて発砲したり、あるいは船に爆薬を仕掛けて沈め、さらには船ごと体当たりさせて撃沈するなど、手段を選ばず攻撃を仕掛けています。最近、地球最速といわれるエコボートを買い取り、各種装備を積んで最新型妨害専用船のアディ・ギル号に改造、日本船の妨害のため、やる気満々で南極海に向けて出航していったそうです。  

 しかも航行不能になったギル号から僚船に乗り移りながら、「日本船はわが船を故意に沈め、SOSを発したのに救助せずに去った」と、世界に向けて発信しました。昭南号が撮影していたビデオをテレビで見ましたが、明らかにこちらは被害者です。故意に衝突事故を招きながら、「救助せずに去った」とはとんだお笑い種ですが、SOSを発した事実もありません。僚船に乗り移ったのですから当然でしょう。 
 ところがギル号にオーストラリア人が乗っていたことを根拠に、シーシェパードはオーストラリア国に艦隊の出動を要請した、というのです。  

 新聞によると、日本の農水省は「極めて遺憾。危険な行為で、断じて許されるものではない」とコメントしているようですが、このような悪辣な行為に対しては、当該国を通じて厳重な処分を申し入れてほしいと思います。 
 過去を振り返っても、日本は外部に対して主張すべきことを十分しない。ところが世界は声の大きいほうを信じるのです。対中・韓で過去の歴史が捏造されつつある事実を振り返ってみるとよく分かります。今回の事件も、悪質なプロパガンダに世界が惑わされないためにも、日本政府の断固たる処置を望みます。 写真は高速妨害船「アディ・ギル号」(GigaziNEのホームページから)

 

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