「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

松田祐樹さん、「明るい巳来へ」と題したカレンダー

2012年12月02日 | 分類なし

  ペーパークラフト作家・松田祐樹さんの新年のカレンダーが出来(しゅったい)しました。来年の干支・巳(み)年にちなんで、「明るい巳来へ」と題したもの。夢おおき子どものころの世界へ、私たちをいざなってくれる心温まる作品です。
  松田さんの作品は、昨年12月には読売新聞にも取り上げられ、原宿・表参道のクレヨンハウスで作品の展示がありました。私もさっそく出かけましたが、「小さなドラゴンの大冒険」と題し、本年・辰年のカレンダーに収録された写真のもとになった作品でした。

  製作するのは、ほとんどが15~20センチ立方ほどの大きさ。設計図がなく、頭の中のイメージから生み出されるのだそうですが、その精緻な出来栄えと、あふれる夢の世界には驚かされます。松田さんの作品は、私たちがいつの間にか遠のいていたメルヘンの世界へ惹きもどしてくれ、思わずほほ笑みを誘われる作品群ばかりです。

  都立墨東病院の元脳神経外科医長・藤原一枝先生が、かつてご自身のブログで松田さんを紹介しておられます。
  「頭脳明晰、優しい24歳(昨年)の青年です。残念なことに、乳児期から内臓が弱くて、体力がありません。20歳までの入院生活は相当に長く、学校生活はわずかでした。ベットの上で、唯一彼が自由であったのは、空想の世界です。空想を具現化するペーパークラフトの並はずれた才能に気付いたのは、小児科医・村山恵子先生でした。2007年、村山先生から、松田さんを応援する役が藤原QOL研究所に託されました」。

  藤原先生が応援しておられますので、私もわずかばかりのお手伝いをさせていただいております。
  昨日、指圧に来た男性がはカレンダーを見て、「ああ、これですね。子どもが待っていたんです。子どもはカレンダーを楽しみにしていました。去年もおととしも買ったのです」と喜んで買い求めて帰られました。その方の子供さんは、自分でもこういうことをやってみたい、と言っているそうです。

  このカレンダー、まだいくらか残部数がありますので、ご希望の方にはお分けいたします。頒価は800円です。


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