― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

頭、固くはないですか?  ― まーるく生きてみませんか ―

2011-12-03 | 人・言動 に関するお話
 
近頃、<頭が固い人だな~> と思うことが多くて ちょっと気になっています。

頭が固い というと 頑固 と同 じ意味だと思われる方も多いと思いますが、
このふたつは 似ているようでいて ちょっと、
あるいは 時には 大きく違う場合があるのではないかと思っています。

その違いって 何で しょう!?
それは 柔軟性 があるかどうか の問題のような気が します。

それならその <柔軟性> とは 何ぞや!?
柔軟性 とは、 ひとつの考え方に こだわらずに、その場に応 じた判断や対処ができること。

頑固 な人> という場合、
  自分の考えや態度に自信や方向性を持っているから、それを最後まで押 し通そうとする人 という
  意味で使うのだと思うけれど、自分中心で物事を考えているとは限らないような気が します。
頭が固い人> という場合、
  自分サイドで ものを見聞きし、自分が こう と思ったら、もう そう と しか思えない人。
  相手の立場に立って考えることや いろいろな場合を 想定できずら く、
  思い込みという 単純発想 になりがちな人 のような気が します。
      これは 私の個人的見解ということになるのかも しれません。
よく 歳を重ねると 角が取れて 丸くなる と云いますが、  
                     (□)       (○)
こんな風に云われるのは、
もしかしたら <頑固> といわれる性格のほうだけに当て嵌まることなのかも しれないな~!
そんなことを思う 今日この頃です。
頑固> といったら … うちの父!  
会社に勤めていた頃の父は 頑固堅物人間 そのものといった感 じで、
私は ほとんど逆らったことが ありませんで した。
何故なら、そんな勇気がなかったから … というのが大きな理由のひとつ かも しれません。
   厳 しかったから、理不尽だと思うこともありましたが、怖くて言えなかった!
   でも 可愛がっても くれましたし 尊敬も していましたから、これは別に悪口というわけでは
   ありません。

小さい頃からずっと見てきてわかるのは、
会社ではかなり上のポストで、トップからの信頼も厚く、
たぶん 専門知識などを含めて 自分でも自信があった人だと推測されます。
こんな時、ぶれないことは とても良いことであるとも思います。
   社長からの信頼の厚さは、当時 日本ではまだ数頭 しかいないといわれていた
   アフガンハウンド(犬)を 託 してくださったことでもわかりました。
   (先に飼っていたシェパード達がいじめるからという理由で …。)
   部下達が 本当にやり易かったのかどうかはわかりませんが、 それでも 私が小さい頃には
   上の方だったり下の方だったり と 何度か 海や食事に行ったことがありましたから、
   人間関係が悪かったということはなかったと思われます。

私に対 しては、                                               
ああいう危険もある、こういう危険もある、
心配 しすぎた結果、ほぼ結婚するまで 門限9時というガチガチ固め!
 「だから ひとりでは出かけられない方向音痴になっちゃったのよ!」 などと 恨み事? を 少々!

それでも 歳を重ねたら丸くなり、
たまに片鱗(これが頭が固いと思われる部分になるみたい!)を覗かせることはあるものの
 「丸くなったな~!」 と思うことのほうが多くなりました。
だから、 そんな 堅物人間 でも 歳を重ねれば 丸くなる!
それが 普通のように思っていました。


ところが 近頃、  
  頭は 固くなってしまうものなのかしら!?
  固い頭は 変わらないのかしら!?
そんなことが気になって しかたがないような出来事が多いように思われます。

  確かに 歳を重ねるうちに 自分が確立されてくるわけだから、
  徐々に固くなってしまうのかな~!? とも思えますし、
  たぶん 性格は変わらない ってことなのかな~!
  やっぱり 基本は こういう人なんだろうな~! と思ったり …。

  自分を押 し出すばかりじゃなくて もう少しだけ人のことを考えられればいいのに …!
  わかったと云いながら 本当はわかってないの? と思うくらい 同 じことを繰り返 しちゃうのは 何故!?
  もう少し発想を変えればいいのに、今見える方向、同じ向きから しか見ないの!?
  と思ってしまったり …。
自分の目線で ものを考え、  
相手がどう思っているかなんて まったく考えないまま 発言 してしまう ので しょうか!?
   自分とは違う視点だってあるはずなのに、「この人(みんな)なら、どんな風に考えるんだろう?」 とか
   「こんな風に言ったら 相手を傷つけてしまうことはないのだろうか!?」 とか
   「こんな場合だって あるのかも しれないな~!」 とかは 考えないのかな!?

自分が思ったとおりに したいという気持ちが強く出てしまう ので しょうか!?

いろいろな場面を考え、いろいろな性格の人を見て、  
その人に合った言いかたや見かたで対応が出来れば一番良いので しょうが、
自分がそう思ったら 突き進んで しまうように見えるあたりは
やっぱり 頭が固いのかな と思ってしまいます。

そう考えると、
堅物人間> というのも きまじめ な反面 融通が利かない ということになるわけで、
頑固> は 丸くなれるけれど、融通が利かない性格は 治らないのかな~
なんて 思えてきても しまいます。
そして そんな割合も 人によって、時によって、違う のかな と …!


ただ     
頭が柔らかければいい というものでも ありません。

考えすぎて決まらない とか 優柔不断 になってしまうのも 困ることは多いもの!
軟弱すぎる のも、軽すぎる のも、見ていてあまり良い気分にはならない時があります。

それに、  
   ただの  <女好き>、 <男好き>!?
   頭が柔らかいんだか 性格が柔らかいんだか ・・・!
そんな風に思われて、それで片付けられてしまうのも 哀 しいんじゃないかと思います。
   「あぁ あの人(あいつ)は 女好き(男好き) だからね!」 なんて 吐き捨てられた時、
   まったく違うとは言い切れず、否定や フォローが出来なくなって固まって しまうことがあります。
   そういうことって 当人を前にしては言わないものだから、哀しいかな 本人だけが知らない という
   ことも多いものです。 だけど、こういったことは 言って治る部類に入るものでもないような …!



自分の周りの人を見回 した時、
いろいろと見えてくる面 が あります。
     だけど それは 必ずしも
ひとり一面しかない というわけでも ありません。
私だって、
<新 しい考え方を受け入れることが出来ない人は 頭の固い人> と考えれば、
今の時代に取り残されそうで、大丈夫かと思う時があります。
特に機械には弱いから、哀 しいかな 新機種には付いていけない気が …。
それに、勝手に踏み込まれたくない部分や 自分なりに信念のある 頑なな部分があったりも しますもの!

さらに云うなら、
誰でも、その時々で
自分では気づけない面 が 他人によって見い出されている
なんてことが あるやも知れぬ
頭が柔らかい> と 人の意見に流される 時が ある。  
頭が固い> と 自分自身が確立されすぎて 見かたが狭くなる 時が ある。
こういった<時>の違い って、紙一重 と思われるほど 微妙なことも あるのかも しれないなとも思います。

   精神的に満たされていれば もう少し柔軟 だったかも しれない なんてことも ないとは云えません。


           少なくとも …
自分を見つめられる人 は 頭が柔らかい!

時々は 振り返って  
自分が人に与えている影響 などについて 考えてみるのも いいのではないかと思います。

体と共に、<脳> も よく動かして、
いつまでも 適度に柔らかい頭 で いられますように …!
                                        (これって 首 かな!)
         自分なりの ポリシーがあるのはいいけれど、 頭は 柔軟で ありた いものですね~!

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

頭の固い人も こんな気分で生きませんか? … ということで
2007(平成19) 1月 7日発売、
    西田敏行 さん の  『まーるく生きてみませんか』
               (作詞 = 松井五郎 さん/作曲 = 馬飼野康二 さん)

「角ばった言葉をまともに受けて 柔らかい心は傷だらけ
             いきがってみるほど後がないのに 惚れっぽいばかりに泣き通 し」
    「それで誰かが幸せに なれればそれも本望で ………
             まーるく まーるく まんまるに 笑って生きれば 福も来る」
    「人の痛みがわかるほど 人に優 しくなりたくて」

   まーるく生きることも大変! そんな時も あるわよね!
     傷ついたり 自分らしく生きられない時も あるけれど、
     そんなことを経験 していればこその 人を思いやる心 も あるはず!
     人を傷つけないように丸く優 しく生きること、 大事なんじゃないのかな!?
     そんな風に生きていたら、幸せな気持ちになれる出来事が きっと … やって来るんじゃない!?
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

この曲は、西田さん主演のTBS系連続テレビドラマ(ナショナル劇場) 「浅草ふくまる旅館」 の主題歌。
  主人公は 旅館の三代目で 名前が 福丸大吉!  義理人情に篤い、還暦前の男やもめで、
  苦 しい経営状態の中、<お客も従業員も家族>をモットーに、周辺で巻き起こる身近な問題に
  奮闘する姿を、笑いあり 涙ありで描いた下町情緒溢れるハートフル・コメディのようでした。

第1シリーズが放送されたのは 2007(H.19)年 1月8日~3月19日まで。(11話)
この時の主題歌は、夏川りみさんの 「フルサト」 だったようです。
第2シリーズの放送は 同年10月 8日~12月17日までの 同 じく11話で、
この時 この歌が登場 したようです。

第1シリーズの 「フルサト」 は 作詞作曲がマッキー(槇原 敬之さん)。
とても良い曲なんですが、古い人間には たぶん難しいのかな~と思います。

ところが この曲になると、
サビの部分が耳に残って 気づけば 口ずさんでいそう!
聞いていても 歌っても なんだか ホンワカ気分になってきます。
<昭和の人情を説く> なら こういう歌でなくっちゃ!

ちょっとコミカル系が入ってはいますが、
歌詞も良くて、頭も固くならず 構えずにいられそうで いい!
西田さんの雰囲気(役かな!?) にも ピッタリです。

12月に入ると、
<年末ジャンボ宝くじ> のコマーシャルでも よくお見かけするようになる 西田さん。
この歌を知っていれば、こんな気持ちでいれば、
何だか 当たりそう … って そんな気分にもなってきます。
     福よ来い!  福も来る!  …  福が来れば いいな~!

  なお、
  カップリングの 「今度 生まれて来るとしたなら」 は 永井龍雲さんが作られた歌。
  こちらも 同ドラマの挿入歌 になっていたそうです。
  龍雲さんら しいな~と思う良い歌だから
  カラオケ喫茶で歌うのが好きな方には こちらのほうがおススメ なのかも しれませんが、
  声質の問題も あるので しょうね~
  龍雲さんが歌われていると 心に染み入ってくるような感 じ!
  西田さんが歌われていると 心が温か~くなる感 じ!

  DAMには龍雲さんのバージョン しか入っていませんが、
  聞くなら どちらも 良いな~と思います。

          固い頭も 「♪まーるく まーるく …!」 人に 対 しても 「♪まーるく まーるく …!」


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