寒い寒い と言いながら もう 2月も半ば。
もう少ししたら 春 になりますね。
今日は 穏やかで暖かい!
それでも まだ、 「わ~ 寒い!」 が
ついつい口に出てしまいます。
敷石をちょっと踏み外すと ザクッ と音が して、 「あっ!」
小さな小さな霜柱が立っていたことに気づかされます。
今はまだ こんなことが 土のある日蔭の場所では 時々 見受けられます。
ちゃんと目を向ければ、<土のざらつき加減> や <盛り上がり> でわかる そんな 霜柱たちも、
目が行かなければ気づかないし、写真に記録 しても わかりにくい。
もっと背の高いものなら もう少し撮りやすいのかも しれないけれど、
デジカメと腕に問題がある可能性は否定できません。 ピントの甘さは問題外かな!
そんな折、
外仕事中に ちょっと大きめのものを見つけて びっくり!
それも ほんの一部にだけ!
不思議に思って近づくと 「わっ! 寒ーーっ!」
それは 意外にも エアコンの室外機の前でした。
エアコンを付けている時は ほぼ室内にいるので気づかないけれど、
冷たい風が屋外に勢いよく噴出 していて
その前に立つと 急速冷凍されそうな気がするほどの寒さです。
この日は特に、朝からの外仕事で冷えた身体を早く温められるよう いつもより
高めの温度設定にしていたので、風の勢いと冷たさが格別だったようです。
〔 外にこんなに冷風が出ていたら、霜柱だって立つわよねぇ! 〕
たまたまが 気づかせてくれる要因を作ってくれた ということになるのだから、
感謝に値するわね。
つい忘れてしまうのだけれど、
エアコンって 冬は冷風を出し、夏は熱風を出すのよね~!
だから余計に 環境に悪いと云われる。
せめてこれが 逆 だったらいいのに …!
世の中には 頭の良い人が いっぱいいるはずなんだもの
夢だと思われたことが実現する可能性はないわけじゃない。
将来ホントに、逆になったら いいと思うなぁ!
特に夏、都会の灼熱地獄(ヒートアイランド現象)が解消されて、
温暖化に少しでも歯止めがかかれば いいわよね~!
地球を温暖化 したのは人間なんだもの。
ちゃんと責任をとらなきゃいけないんじゃないかしら!?
話が逸れましたが …
<冬の季語> にもなっている 霜柱。
霜柱の あの ザクッ ザクッ という音が好き です。
好き というより 踏んだ時の音と体感は ホントに 「カ・イ・カ・ン!」。
(ついつい 薬師丸ひろ子さんの真似を したくなります。)
そのままにしておきたいという思いもあるのだけれど、
踏みしめて、その"快感"を味わいたい という衝動もある。
幼い頃は 誰もが躊躇(ちゅうちょ)なくザクザクと踏みつけ、
その音と 足に伝わる微かな感覚に笑顔が溢れていたのでしょうが、
そんなものがあることすら気づかずに生活 していることも多い近頃。
〔 こういうものにも もっと目を向けなきゃね~! 〕 と思い知らされます。
でもね、
〔 一応 気づけたんだから 気づかないままよりはいいわよね。 〕
いつの間にか忘れちゃっていたって
また気づけた時に 〔 幸せ~! 〕 って思えたなら...
〔 何度も感 じる分 何倍もお得かも~! 〕 って思えばいいんじゃな~い!?
霜柱の 水晶のような輝き。
薄いガラスのような 細密さ、優美さ。
指で軽く弾いたり、触って崩れた時の音の響きは、
踏んだ時とは違う、もっと繊細で きれいな音色が します。
曲がっていたり、反り返っていたり... 、まっすぐではないあたりも 面白い。
1本の中にも太さの違いが見られたり、
毛細管現象で起きる<縦筋>と 伸びた時間や速度がわかりそうな<横筋>。
それらの配分などにも興味がそそられます。
土や小石を持ち上げる力強さや 土の乗りかた、それそれの形なども 面白い。
思わず見入ってしまうほどの 癒され効果が 霜柱 にはあると思えます。
霜柱 って、土質 や 粒子の大きさ、土の状態 なども関係 してくるので
どこにでもできる というものでもなく、
地表と地中の温度差 も必要なようなんです。
もちろん 地表は 氷点下 にならないと出来ない。
一時は見かけなくなってしまったと思っていた
そんな霜柱を見られるだけでも幸せです。
それもこれも 土 があるからなんですよね。
土 がある生活、 土 を踏みしめられることの ありがたさ。
たまにではあっても こうして感 じられるのは 喜びです。
土 って 自然の温もりが伝わってくるから やっぱり いいな~!
<霜柱の発生メカニズム>
・ 地上の気温が低下して氷点下になると 地表面の水分を含んだ
土が凍る。
・ 暖かい土の中にある地中の水分が 毛細管現象により 次々と
地表面に吸い上げられる。
・ 吸い上げられた水は 地表に達すると冷えた空気に冷やされて凍る。
・ これらが繰り返されて 表面の氷を押し上げ、霜柱が成長する。
霜 も 霜柱 も 農作物に被害を及ぼすことが多いため
農家の方々にとっては 厄介者 だと思われます。
それによっては 私達の生活にも響いてくる可能性を秘めているのだから
あんまり喜んではいけないかもしれませんが、
こんな小さな庭の ほんの一角のことだもの。
このくらいは 許される..... というより、問題外よね!
知ったら..... 脱走するかしら?
※ なお、今回 関連歌の掲載がないことにつきましては
こちら で ご覧ください。)
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