― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

気になった植物たち

2022-05-01 | 植物 に関するお話
 
出来ることなら、できるだけ土の上を歩きたいと思っているのに
通常生活では ほぼアスファルトやコンクリートの上ばかり歩いている。
土のある場所まで行くにも 舗装された道路ばかりだし、
土手や公園でさえ 歩道は舗装されていることが多く、
昔は寝ころべた場所にも 立ち入れないよう柵が設けられていたりして
私にとってのベストな環境は この付近には 少ないような状況です。

思い出すと恋しくなるのが 
以前住んでいた家の小さなお庭。
そこには植物や虫やカエルちゃんがいて
触れることの出来る楽しさがありました。
 (たまに 絶対に触れたくない触れてはいけない虫などもいましたが…)
野良猫ちゃんや小鳥さんたちがやって来てくれたり
夜には かなり距離のある公園から
タヌキさんがやって来たこともあって
触れられずとも癒される喜びがありました。
セミや虫の声が季節を感じさせてくれたり
子守歌のように聞こえたこともありました。
お庭の有難さ、土の有難さ、
今もしみじみと感じています。

土には 心を和ませてくれる働きがあるように思われます。
土に触れた足は その優しさをすぐに認識します。

   石ころ道でもない限り 土は足に優しさを伝えてくれます。
   ワンちゃんのお散歩だって 彼らの体への負担を考えれば
   土の上を歩かせてやるのが一番なのではないかと思っています。
    爪の音がしない環境。
    靴のカカトがコツコツいわない環境。
   人間にだって動物たちにだって
   きっとそういう優しさが必要なのではないかと思っています。


土の匂い 草の匂いを感じながら土の上を歩く。
土にはいろんな色があることを感じ取りながら その差を楽しみながら歩く。
そんなことが贅沢とも思えるようになっていくことは
哀しくもあり 淋しくもあり!
せめて お散歩コースは できるだけ土のある場所を選んで歩きたいものです。



そんなお散歩中に見つけた ちょっと気になる植物たちです。

咲きかたが気になった 西洋シャクナゲ





つぼみの中に こんなにお花が入ってるなんて… 凄い!

ここから

ボールみたいに丸くなるのも 凄い!




子孫が気になった 肝っ玉タンポポ

こんなに茎が太かった 肝っ玉タンポポ さん だけど、
                       (詳細については こちら で ご覧ください。)
         あれは 突然変異だったようで
                   子孫には まったく受け継がれていませんでした。




色が気になった シロバナタンポポ

白いタンポポ!?
特別なのかと思ったら このあたりにはいくつも咲いていました。

3月半ば、全部 綿毛になってしまったように見えたのに …

4月の半ばには またたくさん咲いていました。



このお花には あちらにもこちらにも 同じ虫たちが付いていました。

                        そのお花たちも

              やがて綿毛になり

もうすぐ全部飛んで行ってしまうのでしょうね。




線香花火のようで気になった 時々目にするけれど 名前のわからない植物

普段見かける姿とは異なっていたため 近づいて見てみたら、

葉の先端部分から 若葉と共に 長く伸びた茎とお花のようなものが見えました。

まるで 線香花火のようです。


お花の付きかたも お花の形も 独特!

1ヵ月ほど経つと、青々として艶のある若葉たちが先端に広がって

あのお花たちはどうなったんだろうと思うくらい ほぼ普段見る光景に戻っていました。




ピスタチオみたいな果皮が気になった コクサギ

2月頃には まったく葉のない枝に 何かがビッシリとくっついているという感じでしたが、
3月半ば過ぎには 新芽が出始めました。

何の変哲もない木のように見えるけれど
二枚貝のような、ピスタチオのような、面白い見た目の果皮が気になります。

乾いた外果皮の中には内果皮があり その中に種子が入っているようです。

コクサギは 雌雄異株なので 雄株には雄花が、雌株には雌花が咲きます。
黄緑色の 総状花序 は 雄花。


雄花は10輪ほどがまとまって房状に咲きます。

花弁の数は4枚だそうですが よく見ても5枚に見えるものがあったりして目が疲れます。
…と思ったら、まれに5枚のものもあるとのことでした。

短い柄に単独で咲く(単生)雌花。   雄花に比べたら かなり地味です。

派手さはないけれど なんとも可愛い見た目です。

花の後にできる実は 4つの分果 に分かれていて 10~11月に熟すそうで、

その際には それぞれが自然に二つに裂け、
反動で中から黒い種子が勢いよくはじけ飛んで行くようです。


 
気になるものは けっこうあります。
気になりだすと その場に留まる時間も長くなりますが
思うような写真は なかなか撮れなくて、残念!


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