― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

歳と共に緩むもの

2014-11-08 | ちょっと考えさせられたお話


「歳 と共に 緩(ゆる)んでくるものは な~んだ?」
こんな質問を したくなるくらい、
だんだん いろんなところのネジが緩み、
形状が崩れてくるのを感 じます。

         お肌が弛(たる)んでくるとか、
         体の締まりがなくなってくるとか、
         あらゆるところが引力の影響を受けてきているとか、
         頭の回転も悪くなり、<忘れる>、<思い出せない> と感 じることが多くなるとか、
      特に 50 に突入すると 急にそんな話題が増えてきて、
      70、80 … の知人達からは 開き直りか ひとつ話が出ると 競ったように歳話が出る。
      思わず 「うーん!」 と唸(うな)ってしまうのは
      似た点に気づかされたり 近い将来を想像 してしまうからでしょう。
      昔は お年寄りから そんなお話を聞いても 「へー そうなんだ~!」 と
      実感のないまま 遠い未来を思いやるくらいしか出来なかったのに、
      今は 実体験として 語る側 になってきているのが実情です。

髪の毛も細くなり、薄くなったと感 じる人、白くなる人、 その両方で悩む人、        
昔より 太った人、痩せた人。 個人差も大きくなっていくようです。

      若い頃は <美容師泣かせ> と云われるほど髪量が多く、かつらに使用されるほど
      質の良い黒髪だと云われた私も、今や 髪が痩せ 量も減り、まだまだ人より多いと
      云われながらも 髪型が決まらず困ることが増えてきて、部分的に白髪も増加中!
      頑張る力が衰えてきていることを こんなことからも実感させられます。
      若い時ならカッコよく見えたとしても 歳をとると 貧弱、貧相に見えてしまう 痩せ形。
      そんな思いから、出来れば歳をとっての <痩せギス> は避けたいと思ってきた私。
      最近 体脂肪が増え 体も緩んで、その心配はなくなりつつあるようにも思えます。
      けれども 世間は違うようで …
      80代の知人女性は、太れないで痩せていくことが嫌だと云いながら どこか自慢げ!
      50代後半の同僚女性は、ダイエットを して 痩せた体を みんなに見てもらいたいらしく、
      シースルーなど 露出が多めの服をよく着るようになりました。
        〔 女性って いくつになっても、痩せていればいるほど良いと思っているみたいね! 〕
        〔 そしてそれが実現すると、その嬉 しさが 自信や自慢に繋がっていくものなのね~! 〕
      正直 〔 ホントにそうなのかなぁ!? 〕 と疑問に思う気持ちがないわけではないけれど、
        〔 一生 女 ってことなのかしらね!? 〕 と思うと、
      ある意味 可愛らしくも 羨ましくも あるようです。
      今までは 何も気にせず食べていた私も、
      これからは 痩せないよう 太らないよう 病気を誘発 しないよう、
      そんな配慮はしていなければいけないな と思うようになりました。

      
歳と共に気になることはいろいろ出てくるけれど、                        
まだ<水漏れ>を気にするまでには至っていないのは ありがたい点です。

        〔 そんなことになったら 嫌だなぁ! 〕
        〔 いくら嫌だと思ったところで、
               いつかはそういった悩みが出てくるのかもしれないのよね! 〕
        〔 想像するだけでも重いお話ね~! 〕
      そう感 じている私が ありがたい と強く思うようになったのは、
      こんなことが若い人にも起きているらしい ということを知ったからです。
      それは 最近のCM。
          「あっ!」 と思う瞬間がある?
          臭いが気になる!?    〔 … って、そんなに!??? 〕
      CMで流されるくらいなんだから 困っている人が多い ということになるのでしょう。
      それは 現代病 なのでしょうか?
      私には経験がないから 〔 信じられない! 〕 という思いが強く、
        〔 歳の関係ばかりじゃないの!? 〕 と不思議に思うようになりました。
      確かに、酷い咳が続いた時に 気になったことはあるけれど、
      若い頃を思い返してみても ふとした時に... なんて悩みはなかったし、
      娘達に聞いても 気になったことはないと言っていました。
      なれば、いまだに <気にならない> ことは とてもありがたいこと!
      そういうことになるのかもしれません。
      それならそれを ずっと持続 していきたい!
      体への感謝を込めて、そうしなければ勿体ない気がします。

      調べてみたら、                                
      尿漏れ には 下記のふたつの症状の他に 複合型 もあることがわかりました。
       ・切迫性尿失禁過活動膀胱
         ・ トイレに行きたいと思ったら我慢できない。
         ・ 冷たい水で手を洗ったり、寒い所に出た時などに 漏れてしまう。
         この症状は 膀胱が勝手に縮む という 新型の病気だそうで、
         原因不明であることも多いとか。
       ・腹圧性尿失禁
         ・ 咳やくしゃみをした時、階段を駆け下りた時などに 漏れてしまう。
         ・ テニス、縄跳び、ジョギング などの他 犬の散歩などでも 漏れてしまうことがある。
         この症状は お腹に力を入れた時に起こり、主に 出産経験者、または加齢によって
         骨盤底がゆるみ、尿道や膀胱の位置が変形 したり、締まりが悪くなって起こるとか。
       改善法 としては、
          トイレに行きたくなっても 少し我慢するようにしてみる。
          骨盤底筋(尿道を締める筋肉)を鍛える訓練 をする。
          トイレで排泄の際、便尿共に 力をいれないこと。
          ガードルの着用をやめる。 etc
       注意点 としては
          適度な水分摂取は不可欠(一日コップ5~8杯)なので 控え過ぎないこと。
          コーヒーやお茶などの刺激物で近くなる場合もあること。
          肥満や便秘も 膀胱を圧迫したり 骨盤底筋を締めにくくする。
          長時間の立ち仕事、重い物を持ち上げるなどの行為に気を付けること。
          歳と共に衰える 腎臓、膀胱、尿道、手足など運動機能の衰えも関係すること。



秋の入り日と年寄りは だんだん落ち目が早くなる
そんなことわざがあります。
年を取れば取るほど衰えも増してゆく という意味です。
確かにそうではあるけれど、
「歳のせいなんだから しょうがない!」 と 簡単に諦めてしまわずに、
ちゃんと向き合い、なるべく上手に付き合えるよう努力 しながら、
時には抵抗することも必要なんじゃないかと思っています。



いつの間にか... あっという間に... 、歳とっちゃったー という感 じ!
まだ頑張れるかしら!? 頑張らなくっちゃねぇ!


                          ※ なお、今回 関連歌の掲載がないことにつきましては
                                                 こちら で ご覧ください。



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