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― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

不思議な節目

2022-02-20 | 植物 に関するお話
 
といわれて すぐ思い浮かぶのは
京都や鎌倉にあるような お手入れの行き届いた 竹林
数万本が生い茂っていると云われている 緑に包まれた癒しの空間です。
その中を 割るように通る散策路。
その道の両際には 竹林に沿うように 趣きのある竹垣(かぐや垣など)が続き、
竹とのコラボで さらなる風情を醸し出している場所も見受けられます。
 〔 コロナが終息したら病んで硬くなった心をほぐしに行きたいなぁ! 〕
竹林の写真を見ながら そんな思いに浸るのも癒しの時間です。

ただし、前の家で経験した数々の竹林被害を思うと
お手入れが どれだけ重要であるか、
お手入れが どれだけ大変であるかがわかります。
竹林をお持ちの方は竹の様子に充分ご配慮くださいますようお願い致します。
       (竹林被害の一例は 終わりなき 庭掃除困った竹 伐採話 で ご覧ください。)


それでも嫌いにならない竹の魅力。
(それについて書き始めたら長くなるのでパスです。)
今回は 1500種類もあると云われている竹の中から
ある日 私が偶然目にした ちょっと不思議な竹について
載せておこうと思います。

それは多くの人が通る道の脇。
誰でも目にできる場所なのに
誰もが気にせず通り過ぎていってしまう。
私も何気に目には入ったものの すぐに気づいたわけではなく
通り過ぎてから 〔 あれっ 何か変じゃなかった? 〕
そう思って戻ったから見つけられたようなものでした。


それは こんな場所。

だから 〔こんな所に竹が生えているんだね!〕くらいにしか思わず

一度は通り過ぎました。

でも〔なんか変!?〕という思いが勝って 戻ってみたところ

違和感を感じた その原因は、節目であるとわかりました。

一般的な竹の節目は もっと間隔が空き 規則的に並んでいるのに

ここに生えているものは 節目の間隔が やけに不規則で

1本の中でも 詰まった部分や間の空いた部分がありました。

一見 普通に見えるものでも どこかに不規則さが出ているものが多く、

切られて色が変わっているものにも コブのような節目がありました。

そこまで過激ではないものにも その不規則さは出ていて

やっぱり よく目にする一般的な竹とは違うんだなと思えました。

タケノコ時代の皮の部分が残って 下部が保護されたようになっているものも…。

色褪せた赤でも彩り。 お互いを引き立て合っているように見えます。

色もさまざま、形も違う。 でもきっと同じ種類ではあるんでしょうね。

この 不思議な節目を持つ竹ホテイチク なのではないかと思われます。
けれども 何しろ種類が多いと云われる
調べてみても資料が少なくて はっきり確信できたわけではありません。
それでも 多くの人が見落としている中で
しっかりと その存在を認識できたことは
とてもラッキーだったと思えました。


 
この世には気になるものがたくさんあるのねぇ!
不思議な節目の竹さん、
これからも元気でその姿を見せ続けてネ!


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   「イラスト工房」 「イラストレイン」

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