― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

すごい量になりました

2021-08-22 | 植物 に関するお話
 
   チッチ にもらった何種類かの多肉植物のうちの2種類が やけに大きく育って、
   南国に生えている木のように見える と 投稿 したことがありましたが、
              (その記事の詳細 は ちょっと南国風からの… で ご覧ください。)
   そのうちの 1種類の葉っぱの縁の部分に チラホラと
   お花のような形を したものが付き出したと思ったら
   いつの間にか ほぼすべての葉っぱの周りに
   ビッシリと付いた状態となりました。

今回は 左側の多肉ちゃんのお話。

ノコギリ葉のギザギザしたあたりに小花のようなものが付き始め


どんどん増えていきました。

   この現象は、チッチに貰った 他の多肉にも見られ、
   興味をそそられる ちょっと不思議な光景となりました。   

こちらも ノコギリ葉の多肉ちゃん。


周りにビッシリと縁取りが出来ていました。

   この小さなお花のようなものは
   とても可愛く見えるのだけれど
   かなりのやんちゃ加減の厄介なやつらで
   風が吹けば落ちる、
   ほんのちょっと触れただけで落ちる で
   ベランダに敷いた人工芝の上にポロポロと零れて散らばる。

風で揺れる遮光シートがちょっと触れただけでもポロポロ落ちる。

落ちたものが人工芝に根付くことも …!

   これが地面であったなら きっと
   それほど気になることもないのだろうと思うのだけれど
   人工芝の上に落ちたものを踏んづけてしまうのは忍びなくて
   見過ごしにはできず 拾っては鉢の上に置くという行動を繰り返していました。

小花の2種類以外にも 折れた他の葉っぱなどもあって 統一感 はまったくなし。

小花には根っこのようなものが付いているように見えます。

この部分が人工芝に根を下ろすと

葉が頭をもたげて 上に向かって伸びていきます。

   ちゃんと拾えて ここまで育てはひと安心とも云えますが、
   ベランダに敷いた人工芝の上に落ちたものは
   緑の上の緑だから かなり見つけにくく、
   踏むことに対する抵抗との間で葛藤する日々。
   そんな苦労を考えもせずに
   毎日ポロポロポロポロ落ちる小花ちゃんたち。
    「もぉー ちょっとは人のことも考えなさいよね!」
   ついつい愚痴もこぼれるけれど、
   相手は あってないようなものなので
   ただの ひとり言でしかないという虚しさとの葛藤にもなってしまう。

   ふと思ったのは
    この子たち、果たして全部落ちるものなのか?
    このまましがみついて残る子もいるのか??
    もし残るとしたら このままの大きさなのか?
    もっと育つのか??
    一度 全部落として見たら 次にもまた同じように
    ビッシリ付くのか 付かないのか??
    ひとつひとつが小さいとはいえ
    これを抱えたままいる この植物も大変なのではないか??
   いろいろと気になって
   何日か迷ったあげく すべて落としてみることにしました。

すでに落ちてしまっている部分もあるけれど 本来は周囲にビッシリ付いていました。

指で触れるとすぐにパラパラ落ちてゆく。

全部落としたらこんな風になりました。

だいぶ落ちてしまっているひと枝でも こんなにスッキリしています。


こちらの品種もゴチャゴチャしていたのがスッキリ!

葉の裏側 に向かって 突起のような部分があるのが 面白くて不思議!

この ちょっとくぼんだ部分に小花が くっ付いていたようです。

   落としたものは カットした人工芝を敷いた容器に入れて
   水で湿らせて置いておきました。
   すると なんとなく落ち着いて成長 している様子。
   ちょっと不安に思うのは
   これがすべて順調に育った時のことでした。
   けれども 踏んずけてしまうのではないかという不安感からは
   解放されて とりあえずは ひと安心。

一番下は最初に拾って置いていたもの。真ん中が落としたもの。


この量が全部育ったら どうなるんだろう!?

   それからしばらくして
   何日も大雨が続いたことがありました。
   幸い 陽射し避けに張った遮光シートが
   直接雨がかかるのを防いでくれる役目まで果たしてくれて大助かり。
   けれども 長く続いた強風雨に、隙間から水が侵入して …
   人工芝を敷いた容器の上に散らばせておいた小花ちゃんたちの
   快適水位を超えてしまったようで
   1/3ほどが根腐れしたような状態になってしまいました。

水に浸かりっぱなしになっていた部分が腐ってきてしまいました。

腐った部分が 陽に当たって乾燥 し 風で飛ばされて、人工芝がきれいになり始めています。

   親が子孫を残すため 必死で育てていた子供たちを
   たとえちいさな一個であっても救いたいと思った結果
   かえって救えなかった子たちがいる。
   このことには後悔と反省がありますが
   この逆境を乗り越えた子たちは 微妙に成長を続けてくれていて
   果たしてこの先どうなるのか?
   不安を抱えながら 期待もしているのが現状です。

成長にも差があるようで かなり デコボコ!  均等に育つというわけにはいかないのかも …!

ちなみに、
全部落としたあと 小花が生えてくる様子は
今のところ 見られません。


ちょっとの油断で局面が変わる。
上手に育てるというのは けっこう難しいものです。
この大量の小花ちゃんたちは この先どうなっていくのか?
楽しみの中に不安も見え隠れ!


                        お読みいただきましてありがとうございます
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コメント (2)
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