― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

お宮参り  ― 中国地方の子守唄 ―

2008-04-10 | 孫・家族 に関するお話
「誰の行ないが 良かったのか!?」 という お話になると

全員が 「私!」 と言いたくなるほど 朝から 良いお天気 に恵まれた

4月6日 の 日曜日。
マー君の お宮参り を するために、     

新米パパのご両親が 足を運んで くださいました。
   風もなく 暖かい 絶好の お花見日和。              
   <次の日 は 雨!> という予報 だったので、
   「満開(?)のソメイヨシノを見られるのは
   今年最後になっちゃうのかも しれないな~!」 なんて思いつつ、
   こんな うららかな日で 本当に良かった と感じました。
                  きっと 桜の名所では 大変な人出 だった ことでしょうね。
    一般的には、男の子が 生後31日目、
女の子 は 32日目 が 良いとされているようですが、

パパが 来週 イギリスに 帰ってしまうこと、

また、あちらのお父様の お仕事のご都合も あって、

早いけれど、パパのいるうちに … ということに なりました。

全員集合後、まずは 写真館で 記念撮影

あちらのお母様が マー君を かかえるようにして抱っこ したものの

祝い着の紐に お守り を ぶらさげたり、

マー君に 大きなよだれかけ を かけたり、

祝い着の絵柄や マー君の顔が 見えるように 何度も 何度も 直したり と

撮影前の準備が けっこう 大変!

その上、 「撮影は 赤ちゃん次第 です!」 と言われ、

写真館のご夫婦は ミニタンバリンや ガラガラを使って 起こそうとする!

こちらは、 「それって あんまり関係ないんじゃないの!?」

「まだ聞こえないでしょう!」「そんなもんじゃ起きないだろう!」 と ヒソ ヒソ!
               マー君は 早産だったから 小さ いの。 その上 まだ 3週間目。
                     おチビで 若い(!)から、お耳だって 聞こえない。
                     でもきっと、1ヶ月経つと そろそろ反応しはじめるのかな!?

つっついたりして 起こそうとしてみても マー君は、
     「大人の都合の良いようにゃ~ ならんわい! 」 ってナもん!!

やっと起きたと思ったら 今度は ぐずるから、

ギリギリまで おしゃぶりを くわえさせ、 さっと 取りあげては  パチリ!

それを 何度か繰り返しながら、

それでも 最後まで 大人の思い通 りには いかず、
       赤子の意地 を貫いて(!?)、       
                  目は 開かず じまいで 撮影終了

   羽二重家紋付きの祝い着 は、パパが 昔 使ったもの。
   獅子や富士山 などを あしらった
           水色基調 の 「熨斗目模様(のしめもよう) 」 は
   明るくて とても 春らしい感じ でした!   花柄を基調にするなどした
                       女の子の物 とは やっぱり かなり 雰囲気は違うものですね。


続いて お宮参り のため 神社 へ … 。
   お宮参りとは、初宮参り とも言われ、一般化したのは 室町時代 から
   だとか!   昔は、<お産は けがれたもの> という考え方が あって
   その けがれを祓う ために お参り をして 忌明け とした のだそうです。
   本来は その土地の神社に参拝 し、守り神 である 「産土神(うぶすな
    がみ)
」 に 赤ちゃんの誕生を報告 し、健やかな成長を願う という
   行事 なわけですが、最近では 有名な神社に お参りに行く方 も 多い
   とのこと。 我が家では、まだ小さいマー君のことを 第一に考えて 近場
   となりました。

神官のお祓い を 受け、 祝詞(のりと)を 上げていただき、

そのあと 境内で撮影会
良い具合に、この時は 起きて 良いお顔を してくれました。

パパは この日のために 一眼レフ に引き続き
                    ビデオカメラ まで購入していて、
もうすっかり デレデレの 親バカ 初心者!  
                     度を越えさえしなければ、良いことです!
あちらの お父様 お母様 = 新米 ジジババ = グランパ&グランマ も
                        私もだけど、なんて 呼ばせましょうか!?
デジカメ 撮影、そして 移動 しての 食事会 でも、
初孫 に やはり 目尻は下がりっぱなし の ご様子でした。
新米ジジおっかなびっくりの抱っこ が なんとも 微笑ましかった!

   やっぱり 誰も が 思いは同 じ!
           この 小さくて ビッグな 主役 は、
        いつまで見ていても 飽きることは ないようでした。

                      
   生まれなが らに “主役の座” だ もん。      本来の 我が家の主役も、
                   凄いよね~!
      今は ほんのちょっと 準主役 気味!


  マー君、そして皆さん、 初行事 お疲れさまでした! 



  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



今回 は <お宮参り> という 言葉 から …

『中国地方の子守唄』
           (作詞・作曲 = 不詳。編曲 = 山田耕筰 さん)。

「寝た子のかわいさ 起きて泣く子の ネンコロロン 面 にくさ 」
  「今日は二十五日さ あすは この子の ネンコロロン 宮参り 」
    「一生 この子の ネンコロロン まめなよに 」   

     早くねんねしなさい 。
     寝た子は可愛く、起きて泣く子は憎らしい。
     明日はお宮参りに行って、
     この子が 一生 まめ なようにと 拝みましょう。

   子守の悲哀。うっ積感!  親の思い。  両方入っている!
     “まめ” とは、真面目、誠実、健康、勤勉 … などということでしょう。

昔 聞いて 歌った覚えも あります。

きっと 唱歌や童謡と同じように 学校で習ったものの ひとつだったのでしょう。

でも、母や祖母が、そして私が …、

この歌を 子ども達に 子守唄として歌って聞かせたか と 言われると !??

   この唄の原型は、岡山県南西部 井原市に伝わる 「井原の子守唄」。
   声楽家の 上野耐之氏が、昔 母親が歌っていた 子守唄を
   恩師である 山田耕筰氏に 聞かせたところ、
   感動して 編曲し、発表したもの ということのようです。

それにしても、 この <子守唄> というもの、

母親が 我が子を 寝かしつけるために 歌ったもの というよりは

小さな奉公人が、ぐずったり 泣いたりする 赤ちゃんに 手を焼き、

その時の 気持ちを 歌にした感のあるものが 多いように 思います。

つまりは 発散ソング 的 なもの だった ということ でしょうか!?

中には 歌詞を よくよく見ると 驚くようなものも あり、
    残酷過ぎて びっくり!   こんなの歌われたら おちおち寝てなんか いられない!
それだけ 大変だったのだろうなと 思いやれば 切なくなってくるようです。

しかし、この歌には、子を思う親の気持ち も 入っている。

本当は、お母さんが子どもに歌って聞かせているうちに

自分の癒 し にも なるような 優しい歌 が 良いのだけれど、

かつての日本。

そういう時代、そういう歴史も あったんだな~と思い、 忘れないためにも、

是非とも 歌い継いで行ってほしいものだと 思います。

     子守唄の中に 秘められた思いを ちゃんと 伝えて いかなくちゃね!
  日本の歴史だから、優しい歌も 考えさせられるような歌も、きちんと 残していってほしいです!




〈COLEZO!〉赤ちゃんの子守歌ベスト
胎教・子守唄,伊藤京子,佐々木成子,小鳩くるみ,岩崎宏美,ビクター少年合唱隊,東京放送児童合唱団
ビクターエンタテインメント

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イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
   「レイのホームページ」 「GTA」 「こねこのあくび」 「のあたんのおうち」 「SOHOママの食卓」 「顔文字を動かそう!」 
「くもおくん」





イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
   「こねこのあくび」 「ちーたんのPocket」

コメント (3)
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