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埼玉県:三郷市早稲田にて、フレッツ光共聴増幅工事へ(調整及びBS受信不良点検他・・・)

2014年01月09日 | 埼玉県:アンテナ工事
1月9日分

仕事始めとなった今日は、埼玉県三郷市までお伺い致しました。

こちらのお客様からのご紹介です。誠にありがとう御座います(*^。^*)



昨年末に、ご紹介者様がお客様宅に伺った時にご連絡頂きました。

お話しによると、お部屋によってBSが映ったり映らなかったりと訳が分からないとの事です。

アンテナは、自前のUHFと一部屋にフレッツ光が入っているそうですが・・・


今まで数社に改善を依頼されたそうですが、原因が分からず途方に暮れていたそうです。

同じ事を繰りかえさない様にっていきたいと思います。



三郷までは、新葛飾橋から土手沿いに進むコースで伺いました。

このコースですと信号がほとんど無い為、渋滞レスで目的地まで行く事ができます。

知る人ぞ知る道ですね。



ご挨拶の後、早速原因究明からはじめていきます。

まずは既存の状態がどうなっているのか?これがハッキリしなければ先へは進めません。



1Fの一室です。ここを起点に調べていきます。

BSがここではご覧になれますが、ここから分配して送っている中部屋ではご覧になれないそうです。

詳しく見ていきます。

壁端子(TV端子)からDVD(BS端子)→TV(BS端子)へと接続されています。

という事は、このラインにBSの信号が載っている事になります。(BSアンテナは無いので、FTTからなのか?)

チェッカーをあててみると、LVはアンダーレベルで表示が出ません?CNは少しだけ反応があります。

こんな状態でも、BSはキッチリと映ります???(TV画像では)

地デジは?というと、既存アンテナからの直接配信のようです。(露出配線)

以上の事から、現状を把握する事ができました。

既存アンテナからの信号はこの部屋のみで、他の部屋はフレッツからの共聴接続と考えられます。


ここでフレッツが引き込まれている部屋を確認します。

ONUから出力され、2分配器を経由して1本がその部屋のTVへ。もう1本がエアコンの穴から屋外へと出ていました。

おそらくその同軸が何処かで共聴へと接続されているのでしょう!追っていきます

発見しました 建物裏で4分配器へと接続されていました

建物側は3C2Vです。フレッツの規定では、3Cへの配信はです。

ONUからの出力が、4分配器を通り3Cへと接続された事が減衰の原因と考えられます。

3CにUHF帯の信号を載せてもそれほど大きな減衰は起こりませんがBS帯を載せると相当な減衰が起こるのです。

宅内側4本を引き直す事もできないので(費用的な問題で)、4分配器を屋外用に交換し対応する事にします。


使用した4分配器は、直付最後の1台です。3Cなど古いタイプの同軸用に在庫していた物ですが、もうメーカー在庫もありません




ONU近くにあった2分配器を1分岐器に交換し、BRをこの部屋のTVへ繋ぎ、OUTにFTT用のブースターを割り込ませます。


BSをMAX-95dBμVで出力させます。減衰を考えればもう少し高い方が良いのですが…

その他問題がありそうなところ全てに手を入れ、無事全面復旧しました

今まで受信不可だったところも全てで受信可能となりました。

これにはお客様もビックリされておりました。



共聴をフレッツで行いましたので、既存のアンテナ設備は撤去処分する事になりました。

こちらを撤去します。




屋根上が綺麗になりました。




今回原因究明を優先的に行った関係で、各箇所の画像をとる余裕がありませんでした。ご了承ください。



この度は弊社にご依頼頂き、誠にありがとう御座いました^^

これで各部屋でBS/テレ玉を視聴する事ができます。

次回のエアコン工事もよろしくお願い致します。



※この後、お隣様の受信不良調査へと伺います。ありがとう御座います


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