千葉県：四街道市大日にて、既存アンテナ撤去からの地デジ屋根裏アンテナ施工へ

８月１８日分

今日は、四街道市大日にお伺い致しました。

2019年1月に、BSアンテナ追加でお邪魔させて頂いたお客様からのご依頼です。その節は誠にありがとう御座いましたm(__)m

あれから2年半、今回は屋根から落下してきた部品が気になるとのご相談を頂きました。

それがこれです。

これはアナログアンテナの素子の一部ですね。

ご存知の通り、アナログ放送は既に終了しております。

ただそのアンテナは、屋根上に残っている事が多くそれが劣化して落ちてくるという訳です。

本来であればそれを撤去するのが良いと思うのですが、費用も掛かりますのでなかなか。

単に落下するだけで済めばいいのですが、お隣様の車などを直撃してしまうと、大変な損害となってしまいます。

今一度屋根上を確認してみては如何でしょうか？撤去代もそんなには高額ではないので、考えてみる価値はあります。

という事で、それらを踏まえてアンテナ周りを一新していきます。

一新にあたり設置方法を変更します。そう、屋根裏へと・・・

こちらが現在のアンテナです。

大きなVHFアンテナの袂に、パラスタックのアンテナが！（今現在は、このアンテナは必要ありませんね）

しばらくぶりのご挨拶のあと、はじめていきます。

押し入れの天袋から中へ入りました。

中はそこそこ広く、入ってしまえば作業性はでした。

受信も問題なく、また懸念していたアンテナ設備もここにありました

ただ失礼ですが、かなり古いタイプのそれです。

アンテナマストをセットし、


アンテナを取り付けました。





直下の状態は





東京MXは受信可能のようですが、このままでは厳しいでしょう。

今回、お客様のご希望で東京MXをご視聴されたいとの事です。

安定して受信ができるように、対策を講じていきます。

ただ単にブーストすればいいというものではありません。

既にMXとキー局のレベル差が「25dBμV」以上あります。この差を縮める事が重要になります。

どうやって？？？

そう物理チャンネルのCh21～上の帯域のみを落とすフィルターがあるんです。

それがこれです。


これを使用すると、キー局より上のChが強制的にダウンします。

これにより、MXとのレベル差が縮まります。

その上でブーストを掛ければ、それぞれがいいレベルとなるのです。

試しにこのフィルターを入れ再度測定してみます。





どうですか？MXとほぼ同等になったでしょう！これが重要なんです。

この後、軽いブースターを挟んで仕上げました。




端末で確認します。





やや低いですが、特に問題はありません。

宅内側が終了しましたので、これから既存アンテナの撤去に移ります。

今日はかなりの強風です

いつも以上に気を付けて作業していきます。

サンノテをシッカリ縛って、屋根上へと向かいました。

近くで




限界に近づいていました。

綺麗に撤去して



作業終了となりました。

この度も弊社にご依頼頂き、誠にありがとう御座いました＾＾

これで屋根上の心配も無くなり、東京MXも安心してご視聴できるようになりました。

今後とも何か御座いましたら、よろしくお願い致します。