爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

金沢文庫・称名寺を散策

2018-03-17 18:06:33 | 日記

3月の「退職者の会」日帰り散歩は、「運慶展」開催中の「神奈川県立金沢文庫」への散歩。
集合場所からスカイツリーラインに乗車し人形町駅で乗り換え都営浅草線・京急本線に、京浜急行は品川を過ぎるとスピード感がスゴイ!軌道幅が広いからなのか、金沢文庫まで行くなら「特快」に乗車しないと・・・
  金沢文庫駅に到着する、妻が約40年前に住んでいた関係で何度が下車した駅だが。東口に下りるのは初めてである。金沢区は横浜最南端にあり隣は横須賀市、鎌倉市、逗子市である。「金沢文庫」は、金沢流北条氏の北条実時が設けた日本最古の武家文庫である。北条氏は諸家にわかれて執権政治をおこなっていた。金沢流はその一つで金沢郷に所在していたため家名とされた、金沢区もこれに由来するが呼び名は当初「かねさわ」だったが「かなざわ」に呼び名が変わったと言われている。昔、砂鉄を算出していたため「かねさわ」から付けられたようである。
「県立金沢文庫」は、駅から徒歩十数分で到着する。特別展が人気の「運慶」とあって、混雑していた。 平安・鎌倉時代の生き生きした彫刻は何かしら訴える力がある。こうした運慶、運慶の流れをくむ多くの作品を鑑賞できるのは限られる。

「県立金沢文庫」の正面にトンネルがある、そのトンネルを抜けると称名寺である。
丘陵地に彫られた連絡通路なのか、近代的な「神奈川県立金沢文庫」の前のトンネルを抜けると天女が舞い降りそうな見事な「金沢山 称名寺」の庭園である。ここでの山号である「金沢山」は、「きんたくさん」と言う。

金沢流北条の北条実時が開基した、金沢流北条一族の菩提寺である。 国宝、重要文化財、を所有する古刹である。現在は、一部の文化財を除いて金沢文庫に寄託、展示されている。住宅街にあるお寺であるが、境内は広く素晴らしい、曇り空も晴れ橋が池の面に写りなかなか観られない景色である。

金沢文庫付近では、この他数か所廻る予定であったが、金沢文庫の特別展や称名寺のお寺とは思えない見事な庭園で予定時間が超過し、このあと薬王寺、金澤八幡神社、君ヶ崎稲荷に立ち寄り帰路となった。

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