インターネットに越谷市の紫陽花名所として「葛西親水緑道」が紹介されていたので訪れた。越谷市役所にて観光マップをいただき、「葛西親水緑道」へ。
越谷役所の敷地に碑があった。石版には「相扶共済」と刻印されていた、説明板には国民健康保険制度の発祥とされる「越ケ谷順正会」の功績を讃え建立されたと刻印されていた。碑文には「この町の有志が創設した越ケ谷順正会は当時、国民健康保険制度の先駆者として・・・」とあった。
東側に新平和橋があるが「葛西用水」と「元荒川」が隣り合って流れている。
葛西用水は、整備されているが、元荒川は草ボウボウとしている。管理している所が違っているのだろう。葛西用水の河岸には「藤だな」「紫陽花」「花しょうぶ」など植えられ緑道として市民のハイキングコースとなっている。
〇花しょうぶは、これから咲き見ごろでしょうか、花言葉の通り、「優しい心」「優雅」の言葉にピッタリです。
「しらこばと橋」を渡り反対側に。
〇紫陽花は、花の色がよく変わることから、別名で「七変化」「八仙花」とも呼ばれるそうです。花言葉もいい意味も悪い意味もあるようです。花言葉は、「移り気」「辛抱強さ」「浮気」「無常」特に青色の紫陽花には、「無情」「あなたに冷たい」「高慢」という人を傷つける花言葉もあるようです。
〇越谷市中央市民会館裏の葛西用水に「キタミソウ」の説明板がありました。キタミソウは、樺太や択捉島など極めて寒冷なツンドラ地域に生息する植物。北海道北見で採取されたのが名の由来で、全国的には越谷市周辺と熊本県江津湖などで確認、「県内希少野生動植物種」に指定保護されています。
越谷市中央市民会館は、市民会館とは思えないデコレイティブな建物でした、小学校もギリシャ神殿のような学校もあります、すべてではありませんがこのような文化的な建築物もあっても良いかもしれません。
越谷市は、先の大雨(2023.6.2)で甚大な被害を受け、越谷市・草加市・松伏町が災害救助法の適用を受けている。今日、訪れた場所は被害状況はわからなかったが、河川の蛇行や江戸時代からの新田開発による用水路により、この一帯は線状降水帯などが発生した場合は水害要注意である。
【参考資料】
・越谷市
・ウィキペディア
・ニッセイ基礎研究所
・Green Snap STORE
・越谷市環境推進市民会議