爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

大宮公園でお花見を堪能

2015-04-08 14:10:34 | 日記

4月の「退職者の会」の日帰り散歩は、幹事のMさんがお花見のコースを企画してくれた、西日本から天候がくずれて雨が心配されたが、どうにか日中はもちそうな予報で、気温も上昇との事、JR武蔵野線の南越谷駅に集合。
40数年のサラリーマン生活で、年度末・年度初めは仕事に追われて、お花見なんてなかった。ゆったりお花見は、今回が初めてである。
大宮駅から氷川神社へ向かう、氷川神社の参道は長く2Kmほどある、大宮駅の隣の駅である「さいたま新都心駅」からでも行くことができる、参道だけなら「さいたま新都心駅」の方が近い。参道入り口には「官幣大社 氷川神社」とある、神社にもランクがあり、最高位の伊勢神宮を頂点に官幣大社があり氷川神社はその一つであり、お正月の初詣の人出もベスト10にも入る。参道を歩いていると神橋の前で「花しづめ祭奉納弓道大会」が行われており、袴姿の高校生や一般の方で賑わっている。神橋を渡り楼門を通ると舞殿と拝殿となる、4月5日~7日は「鎮花祭」の儀式が行われていた。鎮花祭とは、氷川神社HP・チラシによると「無病息災、五穀豊穣を祈願するお祭りです。桜の花の咲く頃は様々に生命が冬籠りから起きますが、病気や種々の災害も起こりやすい為、疫病を鎮め、また桜が長く咲く年は豊作であるということからいつまでも花が散らぬようようにと祈ります」 「三日間とも祭典中氏子中の童女による花しづめの舞を奉奏します。花しづめの舞は千早という装束を着、桜のかんざしに桜の枝を持つ「乙女」四人と、さらに年若の「つぼみ」二人による舞です。前半は桜を持ち、田植えの所作が入り今様の曲で舞い、後半は桜と鈴を持ち琴の伴奏で舞います」(一部省略)
なかなかこうした儀式にはお目にかかれない。かわいい女の子が踊る「花しづめの舞」が、冬から春・夏・秋へのこれからの営みを感じさせられる。


 氷川神社の裏手が大宮公園となる、多くの屋台が点在しているが、屋台を撤収している所を見ると、昨日の日曜日で見頃は終わったのだろうが、今日は花吹雪のようであったが、まだまだお花見ができる。幹事のMさんが第2公園もあるとの話で行って見ることに、大宮公園は、第2・第3とあるとの事。

大宮公園そのものは、明治中期に開発されたが、第2公園は、昭和55年に完成した公園で、都市化のなか芝川・見沼代用水の調節池としての役割をもって整備された。第2公園の方が、高低差があり広々していて参加者の皆が、こちらの方が良いと、満足した様子であった。

大宮公園の線路を挟んで反対側にあるのが盆栽村である。関東大震災で被災者した東京の盆栽業者等が集まり、この地で盆栽村を形成したのが始まりである。近年の盆栽ブームで外国人の姿も見かける。盆栽村の中の清香園は、国内の盆栽業者では3本の指に入る園との事で、当主である山田香織さんは、マスコミに度々出る有名人である。盆栽そのものは非常に手間がかかるようです、訪れたいくつかの盆栽園は、手入れに余念がありません。参加者の声は、「ため息が出るネ」・・・それは金額なのか?飾れる部屋がないのか?

 盆栽村にある「さいたま市大宮盆栽美術館」はゆっくり盆栽を鑑賞できる。盆栽は撮影禁止が多いが、美術館の中の盆栽は一部撮影OKの盆栽がある。

今まで神社仏閣巡りが多かったが、今回の日帰り散歩、氷川神社だけだった。しかし、こんなに桜や緑を堪能したのは無かった。4月なのに、6月の気温のなか歩数計も19000歩に跳ね上がっていた。

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