Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

ゲームへの情熱

2004-10-07 22:45:26 | Weblog
 ファイヤーエムブレムの新作が、GBAで出たようだ。弟が昼間からずっとやっているらしい。彼はファイヤーエムブレムの新作が出ると、もう、寝る間を惜しむのはもちろん、他の全てに優先してエムブレムをやる。もうどうしようもないくらいの中毒者だ。

 最近私は、ゲームをあまりやらなくなった。別にゲームが嫌いなのではなく、やりたいゲームが無いわけでもないのだが。

 やり始めると、ある期間はずっとやる。ある期間というのは様々で、半年だったり1ヶ月だったり1週間だったり3日だったりする。短ければ当然RPGとかはクリアできないが、大概は1週間ほど置いてまたやり始めるのが常だ。どうやら何か他のことで時間を取られてやらない日があると、次のやりたくなる日までモチベーションが一気に下がってしまうようだ。
 明らかにゲームに対する情熱、興味が、一時期に比べてストンと落ち込んでしまっている。

 いわゆる”大作”と言われるRPGに向き合うのがおっくうになった。別の言い方をするならば、向き合うまでに”覚悟”を決める必要ができた。これから数十時間、このゲームに向き合おうという覚悟ができるまでにしばらく時間がかかるようになったのだ。
 始めてしまえば割とさくさくと進めていく。それこそ”寝る間も惜しんで”。だが、取説を読んでいまいち理解できないシステムが出てくると、もうダメだ。英雄伝説6がそうだった。
 「訳分からん、この戦闘システム」
 いざやってみると3時間ほどで慣れた。が、そこまで行くまでに2回は中断している。

 ちなみにゼノサーガは投げた。戦闘がよく分からないのと、移動がやたらと長かったので飽きてしまったのだ。

 私は、どうやらゲームに対する情熱がかなり薄れてしまったらしい。ゲームの他にやるべき事が、否応なく増えてしまったのだから仕方がないのだが、とにかくコントローラーを四六始終握っていた頃は遠く、いつの間にか通り過ぎてしまった。
 だが、まだ情熱を注げるゲームというのは存在する。それが、私の中で救いでもある。

 どうしようもなくエムブレムをやっている弟が、なんだか少しうらやましくなった。