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Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

無線LANがやってきた

2006-08-07 01:02:43 | Dialy
 無線LANがようやく我が家にも導入されました。昨日の、有線ルータが2つ余っているというのはこのためです。

 事の発端は、私の父が、「自分の部屋でもインターネットがやりたい」と言ったことからでした。
 現在のうちのインターネット環境は離れに集中しており、父の部屋は道路を一本挟んだ建物の中にあるのです。当初はケーブルテレビの配線が有線で行われていたので、その経路にはわせる形で増設しようと思っていたのですが、「やっぱ、壁に穴を開けたくない」などとのたまったため、中止に。結局、安価で工事不要な無線LANの採用と相成りました。

 しかし、不安も無いわけではありませんでした。離れは鉄骨ですし、距離もそれなり。正直つながるかどうか・・・と言ったところです。
 ですが、その心配も杞憂に終わりました。
 MIMOと言う新技術を採用した製品だった為か、あっさり使えました。MIMO恐るべし。

 現在我が家でのPC構成において、モバイルとか、移動しながらなどのニーズは全くありません。あくまで離れから飛ばすだけ。
 しかしある物は使わなければ。何に使うかは全く未定ですけれど。

タイミングの悪い土砂降り

2006-07-09 03:53:44 | Dialy
 えと、午前3時ちょっと前に、家に帰ってきました。
 そんなわけで、ネタを探す気力もなく、本日は日記です。

 連れと飲みに行って、終わった直後に職場から連絡があり、そのまま仕事に行っていた為、何とも遅くなってしまいました。
 私は普段から酒を全く飲みませんので、もちろんノーアルコール。その辺も問題なしですが・・・天候は問題ありでした。

 日が落ちてから、降ったり止んだりと、微妙な天気が続いていましたが、ちょうどトラブルのあった現場に向かう時と、現場から帰るときに土砂降りですよ。
 門を閉めるほんの1分程度の時間で、すでに髪の毛からは水がしたたり落ちる状態に。完全に濡れ鼠です。
 帰る最中も、何度かタイヤを取られる位の水たまりに出くわしたり、街頭の光とフロントガラスを埋め尽くす雨粒の加減で目の前が見えなくなったり・・・これだから雨の夜の運転は嫌いなんですよ。

 後は、雷ですね。
 開けたところを走っているときに、雷が光った瞬間、空全体が昼間の様に明るくなるんです。その時は、流石に自然の雄大さを感じずにはいられませんでした。これが見られただけでも、濡れた価値はあったかな、と思う程度に。

 また雨足が強くなってきたようです。願わくば、災害など起きませんように。

集中豪雨?

2006-07-02 20:37:38 | Dialy
 本日は日中ずっと出かけていたのですが、その出発の時の話です。

 久しぶりに大学の連れで集まり、カラオケでも・・・という話です。名古屋の栄が会場でしので、車で行くと「遅い」し「駐車料金がバカにならない」ため、お決まりの電車での移動です。
 出発したときはどうと言うことはなかったのですが、念の為、車に傘を積んで駅に出かけました。それが正解だったことは、駅への道すがらですでに痛感。

 カーオーディオの音が聞こえないくらいの豪雨と言えば実感できるでしょうか。フロントガラスと屋根を、大粒の雨が容赦なくたたき、スピーカーの音声は瞬く間にかき消されてしまいました。
 アスファルトには次々と深い水たまりが出現し、タイヤが水に取られ、おのずと速度は抑え気味になります。そうでなくても視界が悪く、スピードなんて出せないんですけれど。

 やっとの思いで、駅近くの有料駐車場に到着。駐車券発行所で、屋根があるはずなのに、駐車券と窓周りがビシャビシャってどういう事?雨量と風の相乗効果で屋根も意味無し。そんな中を傘さして歩く何てのはうんざりでしたが、仕方ないですものね。あきらめて車から出て、水たまりをよけて駅を目指します。

 その時です。異常な光景を目にしたのは。

 川が、駅と私の間に横たわっていました。

 正確には道路が冠水していたのです。深さはだいたい10cmから15cmくらいでしょうか。たまたまその当たりは周りに比べて低くなっているようで、側溝からあふれた水が、すっかりと道路を覆ってしまっていたのでした。

 「ほんの1時間くらいの豪雨でも、もろいところはもろいもんだな、都市機能」なんて、半ば呆然としながら考えていましたが、そう長いこと立ち往生をしているわけにも行きません。
 そして、呆然としていたのは私だけではなく、他に3人ほど。その中で動きが速かったのは、中年夫婦。道路脇のフェンスと、基礎のブロックが水没していなかったため、フェンスに捕まり、ブロックの上を移動して、何とか川を越えていきました。
 私ともう一人もそれに習って、ブロックの上をフェンスに捕まり何とか移動。事なきを得ました。

大の大人が4人続けてヨジヨジ移動

 端から見ていたら何ともおかしな光景だっただろうと思います。その当事者になってしまったことは悔やまれますが、その時は必死だったんです。

 ちなみに、帰る頃には雨はすっかりやんでいて、水もきれいに引いていましたとさ。

モッツァレラチーズとトマトのカプレーゼを食べる

2006-06-25 22:00:46 | Dialy
 私の買っているコミックスの中に、「金色のガッシュ」という作品があります。
 毎回出るのを楽しみにしているこの作品の巻末に、作者のあとがき漫画が載っていました。

「モッツァレラチーズ・・・?」

 どうも、作者家の近くでモッツァレラチーズが売っているスーパーを見つけたらしいです。で、トマトとオリーブオイル、バジルにペッパー、お塩を少々・・・・
 私がモッツァレラチーズで思い出すのはあの漫画。しかし、その漫画は他社。まさかな、と思ってページをめくると・・・

「やっぱりトニオさんだよ!」

 そう、私が思い出した漫画は「ジョジョの奇妙な冒険」。その第四部の「イタリア料理を食べにいこう」の回です。その回に出ていた「モッツァレラチーズとトマトのカプレーゼ」がいかにもうまそうで、しかも簡単に作ることができそうで、私の心に強く残っていました。
 そしてそれは、どうやら私だけではなかったようです。まさか、他社の漫画家さんにまでオマージュされてしまうとは・・・

 さて、そんなものを読んでしまった私が、無性にモッツァレラトマトを食べたくなるのは自然の摂理。まだ食べたことがないという友人一人を巻き込んで、それを読んだ一週間後の昨日、食べにいくことにしました。

 私達が食べにいったのは、ファミリーレストランのサイゼリアです。ちゃんとバッファローのミルクを使って作ったモッツァレラチーズを出しているという、本格派のモッツァレラトマトを出す店です。そもそもモッツァレラトマトを食べられるところは、この系列の店しか知りません。つまるところ選択肢はありませんでした。

 いざ、モッツァレラトマトを前にすると、「期待と以前に食べた印象が大きすぎて、今食べても拍子抜けしてしまうのではないだろうか?」という一抹の不安がよぎりましたが、それは杞憂に終わりました。
 モッツァレラチーズの柔らかな歯ざわりに、ジューシーなトマトのジュースが絡みつきます。淡白なチーズの味に、トマトの酸味と甘味、そしてオリーブオイルの風味と、香辛料、塩のアクセント・・・それら全部が合わさって他では味わえないハーモニーが口の中いっぱいに広がります。
 かむたびに、鮮烈なチーズ独特の味が舌を叩き、そのあとにトマトが覆い被さるように。やさしく、それでいて新鮮な、なんとも不思議な味です。

 私は久々のモッツァレラトマトを十分に堪能しました。本当に幸せな時間でした。
 ちなみに、友人も満足してくれたようでした。

 まだまだ世の中には、食べたことのない味がたくさんあります。未知の料理はもちろん、「こんな組み合わせありえない」というような食材のカップリングも、まず試してみることが先決ですね。もしかしたら今まで出会ったことのないような、すばらしい味に出会えるかも知れませんから。

 ・・・ま、私の経験と実績から言わせてもらいますと、多くの場合は失敗におわるわけですが。

東京駅で迷う

2006-06-02 00:03:38 | Dialy
 新幹線って便利ですね!

 仕事で東京まで出張に行ってきました。日帰りで帰ってくるダルさを知って、ビジネスマンってスゲエ!と思った次第。普段の仕事中の外出と言えば「最大片道30分」。プライベートでも「せいぜい1時間強」ですので、今回の東京の様に3時間を超えてくれるとちょっと疲れます。
 とは言え、新幹線があるから、”ちょっと”で済んでいるんですよね。誠にありがたいことです。

 でも、ちょっと困ったことがあったんです。


 東京駅で迷子になりました。

 しかも行き帰り両方です。

 もう、広すぎてどっちに行って良いのかわからないんですよ!案内図を見ても、スケールがわからないので、どれくらい進めばいいのか確信が持てないし。
 新幹線から地下鉄に乗り換えようと思っても、同じところを2度ほどぐるぐる回って、結局駅員さんに道を聞きました。そうしたら、駅のずっと端っこの方で、歩いて移動するだけで疲れましたよ。広すぎ。

 帰りは帰りで、駅構内の構造がわからなくて、おみやげ屋さんを探して東奔西走・・・新幹線のホームに入ったときにも、危うく待つべきホームを間違えそうになるし。

 なんだか、東京駅に来る度に、こんな風に迷っているんですけれど。もう何回か来ているのだから、いい加減なれても良いような気がするんですけどね。

 JRさん、お願いです。もうちょっと東京駅の案内図、案内板をわかりやすくしてもらえると大変助かります。


 えと、VAIO Uの実機を、東京駅構内のさくらやでさわってきました。液晶が高精細すぎて、文字がすっごい小さくて見づらいですね・・・Wordとかズームができるならよさげですけれど。あと、本体のキーボードなんですが、筐体とキートップがフラットで、恐ろしく打ちにくいという印象を受けました。沈み込ませるように押すのは、指が大きい私としてはかなり大変。
 でも、あの大きさは魅力ですよねえ・・・

帰省ラッシュとか

2006-05-07 22:39:33 | Dialy
 あー・・・・GW終わっちゃいましたねえ。

 今回は土日と重なったため、思いの外期間が長かったんですね。しかも5月5日が大安だったことから、私含めて、私の周りでも結婚式出席ラッシュでした。私の結婚式でなかったのが残念ですけどね。・・・あと少なくとも数年は無いな。

 休みの終わりと言えば帰省ラッシュ。つい先日も渋滞について書かせていただきましたが、やっぱり大変なことになっていましたね。

GW終盤、Uターンピーク 高速道路や空の混雑続く (共同通信)

ゴールデンウイーク終盤の6日、国内の行楽地や古里からのUターンラッシュがピークを迎え、新幹線や高速道路、空の便などが混雑した。

 JRによると、東海道、東北、上越などの各新幹線は夕方に東京に着く列車を中心にほぼ満席となった。自由席の乗車率は一部で100%を超え、山形新幹線の上り「つばさ116号」など3本が山形駅で160%となった。

 日本道路交通情報センターによると、高速道路上り線の渋滞は夕方にピークを迎え、東北自動車道で福島トンネル(福島県)を先頭に33キロ。東名高速道路は大和トンネル(神奈川県)で30キロ、関越自動車道も花園インターチェンジ(埼玉県)で30キロの渋滞となった。


 これ6日の記事なんですけれど、「一日余裕を持って、スムーズに帰ろう」とか、「移動疲れを最終日で癒そう」とか考えてたんでしょうね。でもまあ、自分が考えることは、大概他人も考えていることとかぶるものなんですよね。
 いやあ、30キロの渋滞って考えられませんね。

 ちなみに私は、渋滞とはほぼ無縁の生活を、GW中送らせていただきました。ほぼ、と書いたのは、3日に500メートルくらいの渋滞、と言うか信号待ちに巻き込まれたからです。後は5日に結婚式行った以外は、せいぜいファミレスに珈琲飲みに行ったくらいで、中日とかプチ引きこもりですよ。特に件の6日なんて、太陽出ている間中、前日の結婚式の疲れが抜けなくてぐったりしていましたからね。

 ちなみに本日は、離れと母屋を往復する以外は一歩もお外に出ておりません。テレビ見て、遊びに来た連れと話して、飯食って、このブログ書いてます。いやほら、雨でしたし。

 ある意味まったりとした、正しい休みの過ごし方だったのかな?とも思いますけれど、この疲労感と「明日から仕事」という重圧は、何とも言えず嫌なものです。

 しかしながら、自分が考えていることは、大概他人が考えていることにかぶるものとさっき自分でも言いましたから。他の人もやっぱり「あー、明日から仕事かあ」と思っていることでしょう。
 私だけじゃないんだから、さて、また一週間がんばりますか。

転ぶ

2006-03-01 22:19:33 | Dialy
 今日は日記を書かせてください。そうです、日記を書くくらいの出来事があったんです。タイトルが「転ぶ」になっていますから、何か失敗でもしたんだろうって?
 違いますよ、単純に転んだんです。雨の中、コンビニの駐車場で。

 最初に断っておきますけれど、私は何もないところでいきなり転ぶようなドジッ漢ではありませんし、もういい年ですので、人並みには落ち着いています。それでもダメな時はダメなんです。
 考えてもみてください。みなさん最近転びましたか?雪の日でも意外と転ばないものです。そうでない日はなおさらでしょう。お酒とか飲んで足下がおぼつかないなどの要因があれば別ですが、全くのしらふでは、それこそ何年かに一回の事ではないでしょうか。

 ようやく私の住んでいる街にも「セブンイレブン」が進出してきました。たまたま近くに用事があった私は、帰りがけに中をのぞいていくことにしたのです。
 ちょっとした買い物をしてから、車まで小走りで戻る途中に、それは起こりました。

 前を歩くおばちゃんをひょいっと追い越して、車の右に曲がりこむため曲がろうと下瞬間です。突然、右足の革靴の底と地面との摩擦係数が限界を超えました。突如として滑り始める靴底。地面に吸い寄せられる感覚。端から見ていれば一瞬だったでしょうが、私にとって見れば、重力に従ってなすすべもなく傾いていく無力感を十分に味わえるだけの時間でした。
 とっさに両手をついて、「腰を強打」という最悪の結末は避けられましたが、勢いを完全に殺せるはずもなく、濡れたアスファルトの上で雨の中座り込むという悲しい結果になったのです。
 私の左腰から太ももにかけて見事にびしょぬれ。幸い携帯や財布は無事でしたし、手もすりむけてはいませんでした。スーツも破けたりはしていなく、一安心・・・ですけれど、精神的にはかなりくるものがあります。人前、雨の中、そして確かに転んだことを証明する鮮烈とも言える痛み・・・状況は飲み込めたのですが、なんとも「納得できない」という不安定な精神状態。誰のせいでもなく、間違いなく自分の不注意というか、運がなかったというのか。

 でも、やっぱり理不尽ですよう。

 
 ただ、収穫というか、「私はまだ、転んだときに手をつくことができる」という事を抜き打ちで再確認できたことは良かったんでしょう。ええ、そうに決まっていますとも! 

鼻洗浄を体験する

2006-02-25 01:36:29 | Dialy
 昨日はこのBlogをお休みしましたが、理由は簡単。風邪でぶっ倒れていたんです、私。
 午前中は検査があったので無理矢理仕事に出ていたんですけど、終わってから関に座っている最中に、どんどん頭が痛くなってきて、最終的に吐き気がし出しました。
 頼まれてた仕様変更作業のコードを書こうにも(どんな仕事だよ)、頭が全然回らないから全く進まない。そのうちもう、ディスプレイがまともに見られなくなってきて、昼休みに入ったとたんにトイレで吐きました。
 当然吐くものが無いから胃液しか出ません。そういう時ってなんだか冷静かつ客観的に自分の行動、と言うか状況について把握できるもので、

「あ~、胃液ってやっぱり酸っぱいのな。」
「固形物が無いと喉ごしは悪くないね。」
「でも、それで逆流するのは結構つらいな。」

などと、「吐く」という事について分析をしたりしていました。何やってんだ自分。
 仕事にならないし、周りにうつすと各方面から恨みを買いそうなので、午後から休んでおとなしく医者に行きました。

 いきなり点滴されたときは驚いたね!診察するときも先生やけに心配そうだったし!
 まあ、風邪とアレルギー(花粉症)の複合と言うことで大事ではない、と言うことだったんですけど。
 でも、私にとっては「、今年は全然こないね」と思っていた花粉がすでにきていることを客観的にわからされた訳で、おもしろくないことこの上ない。

 長々と前置きを書いてきましたけど、ようやく本題です。
 つまり、今年は花粉に対して「攻め」の姿勢でいこうと思い、手始めに鼻洗浄とやらをやってみようと思い立ったわけであります。

 市販の鼻洗浄薬を医者の帰りに買ってきまして、早速トライ。
 しかし、以前から「鼻洗浄は痛い」という考えが頭に残っている私。実際にぬるま湯でも試しているのですが、我慢できませんでしたから。
 ある程度の食塩濃度があれば痛くないと言うのは、頭ではわかっていたんですけれど、やっぱり怖いもの。でもせっかく買ってきたんだからもったいないし・・・と結局やることにしたんですけど・・・

 いや、これが全然痛くないんです。素晴らしいです。
 これできれいになったお鼻にマスクをつければ、ナイスな対花粉生活が送れます。ビバ鼻洗浄!
 と、ここで終わったら記事になりません。フツーの日常として捨てられるだけです。簡単に言えばオチがあったんです。

 ええとね、痛くないけど結構苦しいんですわ。
 説明書きだと「鼻から入れて口から出す」みたいなことが書いてあるんですけど、量が少しなんで口から出すほどためるのにすごく時間がかかるんです。その間中、喉の奥に塩水が停滞している感じがして、とんでもなくバッドな気分です。
 さらに、はき出すときには鼻や口からよだれや鼻水も一緒に出ますし、喉の奥からこみ上げてくるような感覚もありますので、まあ有り体に言って「おう吐する」感触。鏡を見たとき、自分の姿の情けなさに、ちょっぴり悲しくなりました。

 ですが、やった直後は確かにすっきり。効果はあるようです。今まで鼻の奥の方はどうにもならなかったわけですから、画期的と言えば画期的。
 やっている最中の嫌さ加減も「慣れ」の問題だと思いますし、最中になったらそんなことも言ってられなくなりますからね、多分。専用液がお高いのが難点ですが、無くなったら安い生理食塩水を買ってこればいい訳です。

 今年は対策が一つ増えた、と言うことで、何とか楽に乗り切って行ければ良いんですけど。


時計を見て我に返る

2006-02-20 00:03:35 | Dialy
 よくマンガや映画などで、「寝ぼけ眼で時計を見て、とんでもない時間であることを知り、一気に目が覚める」というシーンがありますが・・・そんなものはフィクションの世界だけではなく、現実でも起こります。私も何回か体験しました。
 そして今日も、ですけど。

 もっとも、今日は約束の時間に遅れたわけではないんです。でも、起きた時間がちょっとばかりアレげだったので、それまでの計画がすべて台無しになってしまっただけと言うこと。なすすべも無いというのはまさにこの事でしょう。計算外、と言うのも当てはまるかもしれません。

 普段、休みの日には昼まで寝ています。予定があれば別ですけど、大方は前日に夜更かしをするので、起きていられないのです。
 で、昼ご飯の頃に起こされて、さあなんかやろうかな・・・となるのですが、今日は違いました。
 ふと目を覚ますと、時計の針があり得ないところにありました。一瞬目を疑いました。昼の3時です。午前中まるまるつぶしてしまいました。どうも、家族は葬式に行っていたようで、私には全然気づいていなかったようなのです。
 悪い冗談です。貴重な休日をつぶしてしまうなんて。私は次の予定が4時半と言うことで、さっさと着替えて失態を忘れることにしました。

 私は以前からこういう失敗を何回かしているのですが・・・私の後輩にとんでもない事をやらかしたものがいました。
 朝まで騒いで起きたら、妙に腹が減っている。軽い違和感を覚えつつも、大学へ向かうと、用意してきた授業が何一つ無かった。同級生から言われたのは、「昨日何やってたんだ?」・・・つまり、72時間ずっと寝ていたと言うのですよ。さすがに私でも、絶対にできないでしょうね。

 時は金なり。私ももうちょっと、休みを有効に使うように努力した方が良いかもしれませんね。

火事だ!

2006-01-10 20:43:07 | Dialy
 何でもない、いつもの昼休みでございます。突然消防主任(消防署や消防団関係の渉外統括)があわただしく走りながら、

「火事だ、火事だ!」

と触れて回っています。
 別に、「みんなで野次馬にいこう」って訳ではありません。職員の中に数名、消防団員がいますので、「とっとと行って交通整理をしてこい!」と言うことです。
 私ももちろんその一人でしたので、他の人たちとあわただしく準備を始め、ハイエースで現場に急行しました。仕事なんてそっちのけです。

 現場は職場から本当に近かったんですけど、近くに行ってみると、立ち上る煙に圧倒されるほどでした。
 木造平屋建て・・・ついたときにはすでに屋根の大半は焼け落ちていました。あたりは消防署員と消防団、近所の人、野次馬で騒然とし、近くの防火水槽と消火栓からのびた、何本ものホースが道路を走っていました。

 私たち本部は、地元の消防団と違い消防車を持っていません。よってできるのは交通整理くらいとなるのですが、それだって結構重要な仕事です。要所に立って道路を封鎖していたのですが、なにやら今までとは雰囲気が違います。
 警察がいるんです。しかもたくさん。
 パトカーも3,4台は駆けつけ、消火活動が一段落ついたと思ったら、あれよという間に「KEEP OUT」とかかれた黄色いテープが火事が起きた家屋の敷地に巻かれてしまいました。

 人死にが出たそうです。

 結局、そのすぐ後に現地の消防団以外は解散となりましたが・・・
 正月から何とも気の滅入る話ですけど、私の済んでいる地域で、これが一件目ではありません。2006年始まってすでに7件目。人死には3件目だとのこと。
 目の前で崩れ落ちる瓦屋根をみて、やっぱり火事は怖いと再認識しました。今まで対岸の火事だったものが、目の前で起こることでとたんに人ごとじゃなくなったんです。まだ寒い時期が続きますので、火の元には十分注しないといけませんね。

 先ほど、また電話がかかってきました。今度は自動車火災だそうです・・・私がつく頃には鎮火してるから、こなくて良いと言われましたが。何でか知りませんが、物騒ですね、本当に。