kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

直虎 井の国は見所満載です

2017-02-27 10:39:12 |  中日本

<お花、お城、お宮、お寺が盛り沢山>

この土日の井の国は、晴天に恵まれました。

何しろ見所が満載なもので、今日は過去最大数の写真が有ります。

どうぞ最後まで、飽きずにお付き合い下さいませ。

 

国道257号線を南進しますと、いきなり河津桜に出会いました。

天気も日本晴れと言える、上天気ですから桜の淡いピンク色が、青空に映えます。

行き成り良いお花に出会え、嫌がおうでも井の国に期待が膨らみます。

音羽、直虎様、待っていて下さいね。

 

コルドバンクスに青空と河津桜が映え、飛行機雲も棚引きます。

井の国最初の訪問は、井伊谷宮(いいのやぐう)からです。

駐車場は未舗装ですが、奥に深く6mクラスでも駐車可能で無料です。

後で気付くのですが、キャンピングカーはここに駐車し、龍潭寺(りょうたんじ)、井伊 共保 出生の井戸等を散策一回りされると良いと思います。

 

ここ井伊谷宮は、南北朝時代に南朝方として井伊氏と共に奮闘した宗良親王(後醍醐天皇の皇子)を祀る神社です。

本殿の裏側には、親王のお墓が有り現在も宮内庁の管轄だそうです。

ここから、知らないものでコルドバンクスで移動しました。

次に向かうのは、井伊谷城跡です。

井伊谷宮から北方向、山に向け10分程度走ります。

 

井伊谷城は山城ですから、山を登る必要が有ります。

丁度、麓に無料駐車場が有るのですが、狭く5mクラスでないと苦しいかと思います。

運良く、1台の空きスペースを見つけ、潜り込みます。

こんな時、コルドバンクスは全長、5mですから楽なのです。

浜松市も直虎ブームを予測してか、かなり直虎の看板、ノボリが目立ちます。

この井伊谷城 登山ルートも最近、整備されたようで、舗装道と階段が続きます。

 

入口には、貸し杖が有りますから、足に自信が有る方でもお持ちに成ると良いようです。

小生は、この所のジム通い効果か、この様な山城でも登って見ようかと言う気持ちに成るのです。

この様な道が続くのですが、Kenyでも登れましたから、ほとんどの方は大丈夫でしょう?!

暫く上りますと、やはりお花に縁が有るのでしょうか?

 

桜が開花しています。

それに若葉も芽吹いているようです。

 

この山道は陽当りが良く、開花が早いのでしょうか?

既に上着は脱ぎ、山道を喘ぎながら登っていたのですが、元気を頂いたようです。

 

ミカンも豊作のようですね。

途中2ヶ所のお休みポイントが有りました。

 

晴天で陽当りが良く、汗ばんで来るほどの陽気と、眺めも抜群と来ますと、休まない訳には行きません。

キャラクターの直虎ちゃんも応援してくれます。

 

杖を持って来て正解でした。

ホント、2本杖でも良かったかと、結構な急坂なのです。

ヒィ~ヒィ~言いながら、途中もう一度休憩し、やっと山頂です。

 

井伊谷城跡からの眺めです。

後ろから、音羽が走り出し押されないでしょうか?

しばし、井の国、音羽、亀之丞に思いを馳せます。

 

ふっと足元を見ますと、展望台脇に水道が有るじゃ~ありませんか。

ペットボトルも持参もせず登りましたから、喉がカラカラなのです。

カランを捻りますと、綺麗な水が出ます。

喉を潤す水の何とも美味い事!

 

御所の丸跡辺りを、一通り見て廻ります。

本来の本丸とも言う城は、三岳山に有ったようです。

それにしても昔の武将は、健脚だったのでしょうね。

とか思っていますと、普段の住まいの館は、麓に有ったのです。

左赤丸の山頂が、井伊谷城跡で、右側赤丸が屋敷ですね。

今は民家が立ち並んでいるようです。

 

この写真を見ますと、井伊谷宮、龍潭寺、井伊共保 出生の井戸が隣接しているのが分かります。

汗も引いて来ましたので、山を降りる事にします。

途中で根を上げた御仁から声を掛けられ、「止めた方が良いか?」と聞かれますから、「行く価値は有りますよ」と返答しておきました。

音羽の世界に浸るには、行かない訳が無いじゃ~あ~りませんか。

 

次は、ボランティアの方の声を小耳に挟みました、妙雲時に向かいます。

妙雲時の場所は、ここです。

妙雲時は直虎の菩提寺に成ります。

駐車場も境内に停められます。

妙雲時と言う寺号は、次郎法師の法名、妙雲院殿にちなむそうです。

 

長く成りますが、見所、お伝えしたい所が多く、お許しあれ。

次は、いよいよ龍潭寺です。

 

昨夜の”おんな城主 直虎”でも、世継ぎを願う法要の場面で出て来ましたね。

ここは、拝観料 500円と成ります。

 

玄関を入りますと、直虎も走り廻ったかも知れない、朽ちた板張りが現れます。

本堂に向けて歩きますと、歴史を刻んだ仏像が。。

奥の寺宝の間には、直虎さんが。

各部屋を繋ぐ廊下は、うぐいす張りで小気味良く、「キュッキュッ」と鳴きます。

直虎さんと虎松の像です。

直虎さんは、出家姿が多いようです。

生涯、独身だったのです。

大河ドラマは、2016年 秋には撮影をしたようです。

寺の裏庭には、小掘 遠州作と伝えられる、国指定名勝庭園が有ります。

ここでは、皆さん座り説明のアナウスを聞かれていました。

龍潭寺は、井伊家歴代の菩提寺ですから、最奥部に井伊家 霊殿が有ります。

井伊家 当主が龍潭寺を訪れたさい座る書院からは、遠州作の庭園、その先に霊殿を見通す事が出来ます。

庭園にはサツキが多そうですから、5月に訪れるのもまた良いのかと。

うん!

確かに京都の名園にも劣らない、良いお庭です。

外に出ますと、本堂全体が見渡せられます。

屋根には、井伊の家紋が見えます。

直虎はこのお寺に眠っているのですね。

左列の奥から二番目が直虎さんです。

自然に目が潤んで来るような。。。。

 

次は、音羽と亀之丞の井戸に行きます。

歩いて行ける距離で、龍潭寺から徒歩5分程度です。

 

 

明日につづく