こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

お金はどうやって得て、どう増やして、どう使うのか

2022年05月11日 | 日々思うこと、考えること
 通勤電車に揺られながら、猿は電車を動かすが、お金をやってもそれが電車賃だとはわからない、なんてことを考えた。カラスでもラッコでも何かを道具に見立てて使うことがあるが、お金を使える動物はいない。お金は人間にしか通用しない。そして、現代では人間が生きていく上でお金はなくてはならない。そのお金、もともと軽くて小さいが、いまやスマホの画面の中に数字としておさまるほどになり、ゼロの数はいくらあっても邪魔になることはない。

 少し前に、民放の有名アナウンサーがある大学の研究員としてセカンドキャリアを始めるというのを知った。華やかなキャリアを捨て、薄給の大学スタッフになってでも、やりたいことができるということで、その道を歩み始めた彼はおそらくとても幸せな気持ちだろう。でも、やきもちというか、そういう気持ちがわいてこないのはなぜなのか。いや、むしろその道でぜひ成功してほしいと思う。お金とか名声を蹴ってでもつかむ幸せというのは多くの人に賞賛されこそすれ、毀損されることはない。彼の場合、これまでに築いてきたキャリアによって十分な余録があるだろうが、それはそれだ。

 お金に蹴られる人というのは多い。詐欺師とか強盗というような類の犯罪者が泡銭を失うというのとは別に、ごく普通に生活していているつもりでも、お金は右から左へと逃げるようにして流れていって、手元にはほとんど残らない。

 お金というのはどうやって得て、それをどう増やしたらいいのか。そして、増やしたお金をどう使ったらいいのだろう。こういうことがわからないままだから、私などは小金持ちにすらなれないのだろうが、では、有意義な利用法というものを理解している人間というのもいないだろう。

 今、国会では補正予算案をめぐって論戦がなされているということだが、個人にしても国にしても、お金を中心として世の中は回っている。そのお金はどこからきてどこへ行くのか。

 個人的にお金を得るには働くしかない。ちなみに医者の場合、勤務医はもちろんだが、開業医でも基本的には自分でせっせと稼ぐしかないブルーカラーだ(医者というブルーカラー)。人間稼ぐとなったらその方法は無限大で、額に汗水たらして働くほかに、人に働かせてその上前をはねるという方法もあるし、金融商品で儲けるというのもある。お金を増やすのはそれこそ金融商品をうまく使えたらいいのかも知れないが私はそちらの方面には暗い。ただ、お金というのは溜め込んでばかりいても良くないわけで上手に使えると良いのだが、使ってばかりだとなくなってしまう。難しいものだ。

税金は有効に

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