夏の夜明け前の空もこんなに美しいのだろうか、でもそのことを確かめるために夏の3時4時に起きたりするだろうか、などと思いながら氷点下のベランダに出て、写真を撮った。6時まで、あと少し。
昨日と違って、雲一つない。
この夜明けの空の美しさを言葉で表現できたら、どれほど幸せだろうかと思うが、残念ながら言葉を尽くしてもそれはできそうにない。
病変の肉眼的、組織学的所見を病理診断書という形で言語化するということが病理医の仕事であり、大切な技術の一つだとすれば、大自然を表現する力がデジカメにかなわない私はまだまだ修業が足りない。ちなみに、臓器の肉眼写真、顕微鏡写真には負けない。
今年も残すところあと12日。病院の通常業務はあと5日。仕事の山はなかなか片付かず、日常診断をこなすので精一杯だ。
まだ、これだけ残っているのか、これしか残されていないのか。考え方一つで時間の長短は決まる。
こんな慌ただしい時節だからこそ、人との付き合いを丁寧に、一つ一つの仕事をおろそかにすることなく過ごしたい。
体調管理も怠らず
ナイト ←いつも応援のクリック、ありがとうございます→ コロ
去年の3月の記事に夜明けの時間について教えて下さったコメントがあります。よろしければ、ご参考までにご覧ください。