こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

それでも人生はそれほど早く終わらないものだから

2012年12月16日 | 日々思うこと、考えること
一週間ほど前、ふと、こんな言葉が頭をよぎった。気になる言葉だったので、書き留めておいた。
その後「いったい俺は何を考えていたのだろう」と、途方に暮れたのだけど、少し時間ができたので、整理して、順序立てて考えてみた。

このことを考えた瞬間、私はたくさん知りたいこと、やらなくてはいけないことがあるけれども、結局のところどれほど頑張ったところで一人の人ができることなどたかが知れている。だから、無理して頑張ったところで意味がない、あきらめよう、みたいな気持ちを持ったようだ。

そして、その直後考え直したようで、人生50年とはいっても多少はそれより長いわけで、それほど早くに終わるものではない。
すべてのことを知ったり、成したりすることはできないけれど、前向きに頑張ってみようよという、気持ちに変わったようだ。


むろん、人生の長さを自分で決めることはできない。
人より長いか短いか、比べるようなものでもない。
人を殺したりしない限りは、いいか悪いかも誰にも決められない。

人生とは、その人固有のもの、というかその人そのものなわけで、そこにいろいろな人、すなわちいろいろな人生がかかわる。

人生が早く終わるものではない、というのは、もう一度、二度チャンスがある、という意味にもなる。日本は一度落伍すると復活が難しい社会だが、それでも挽回のチャンスというものが無いわけではない。

人生、それほど早く終わるものではない。
私自身、この先の人生があれば、もう一花咲かせてやろう、と思う。



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