もう金曜日。
マルチーズのコロ(もうすぐ16歳)の世話であっという間に一週間が過ぎた。
昨晩は夏休みで旅行から帰ってきた娘と一緒に静かに眠っていた。
ヨーグルトはもとより、水分もほとんど受け付けなくなっているが、まだまだ頑張ってくれている。
昨日から新学期が始まり、朝はともかく帰りの電車も大きなリュックを抱えた部活帰りの学生がたくさんいて、うんざりするが、自分が40年前にはこんなだったかと思うと恥ずかしくなる。
最近は私の格好から年齢を推測して中間的なところに空いた席は譲ってくれるようになったが、なにせ座り損ねたら2、30分立ちっぱなしなので、素直に嬉しく、もう少ししたら席を譲ってくれるようになるだろうか。
昨日岸田総理のことをよくやっていると書いたが、夜になって支持率の低さについてのコメントがあったが、この人は”新しい資本主義”に目を通したのだろうかと思いながら読んだ。
世間が何を言ったところで、国は”新しい資本主義”に向かってお金を動かすから、われわれ国民はそれに従った行動をとっていくことになる。
旧統一教会問題および選挙と政治と宗教という一連の問題が、安倍元総理の暗殺を契機に明らかになった。
その教えを広めるために信者を獲得し、そのために金が要って、政治家を利用し、政治家も自らの政治生命維持のためにまた利用するという関係、今さらこのブログで取り上げるのもなんだか気恥ずかしくなる。
せいぜいタイトルにするなら、
金と票には色は付いていない、
というところだが、なんとなく陳腐なのは否めない。
学生時代、”俺の親、熱心な学会員でさ”と私に打ち明けた友人がいたが、今はどうしているのだろうか、選挙の時には支援政党の応援に動いているのだろうか。
こんな、代々信者なんていう人に会うと布教というものがどこからどこまでやっていいものなのかよくわからなくなる。
日本人は宗教をもたないから(よくない)、というようなこともよくでる話だが、こうしてみると宗教に熱心な人というのは意外と多く、そういう人が堂々とそのことを話し、政治活動もするようになるといいような気もする。
どうせ、次の大きな事件が起きるまでのことだろうが、マスコミがこの件をどこまで追求するのかということも興味深い。
人の噂も75日
ランキングに参加中。
応援お願いします!
>どうせ、次の大きな事件が起きるまでのことだろうが、
という記述に、はっとさせられました。
こんなに騒いでいても、そうか、マスコミにとっては一過性のネタでしかないのか、
と目が覚めたような心持ちがします。
岸田さんに関する先日の記事は感銘を受けました。
新聞を読む目がすこし変わりました。
宗教に熱心な人、ということに関して、
私がどうこう言うことではないと思っていますが
(やりたい人はやるでしょうから)
いいんじゃないか、という意見に私のなかでは違和感を感じました。
考えてみると、
欧米では普通の、タレントやスポーツ選手の政治的発言が忌避される風潮とか、
日本では、自己主張がやはり、嫌われるのだな、と思いました。
自分の宗教はこれです、と鮮明にすることは、社会がどうあれ、他者がどうあれ、自分はこの宗教の思想を主張します、という意思表示だからです。
欧米人ならさほど変に思わないのですが、
日本人だと違和感を感じる理由が、自分でもイマイチ分かりませんが、
宗教をもつ人が普通にいる社会というのを念頭においていきたいと思いました。
(あ、でも外国の宗教に都合の良いように国政を左右されたくない、とは思います)
どの弁護士も、タレントの様だった弁護士も一様に、統一教会を宗教団体ととらえてはいけない、と、繰り返しています(声の大きな〇下弁護士は除く)。
経緯を見聞してると、日本を見下している隣国の宗教団体にお墨付きを与えて日本国民の一部を苦しめてきた安倍政権が、くっきりと浮かんできます。
岸田さんは事の重大さに気付いたから国民に「総理」として謝罪したのでしょう。
私たち国民のレベルの政治家しか生まれません。善良な国民を隣国に差し出して、票を取り政権を維持してきたのは、私たちの民度・成熟度が問われていると、私は思います。
政治とか宗教のことを正々堂々話すことができないのが難しい国だと思います。
私もここで、支持政党があるのかないのか、あったらどこか、とか、信心しているのかどうかと言ったことを書くことが難しいです。
というのも、そう言ったことを書いた時に、
ああ、お前はそうなんだな、だからこういうことを書いているのか、
ということで収まらないで、匿名の誰かが攻撃してくることがありうると思います。
何か言われるのはいいのですが、それにいちいち対応する時間がもったいないので、鬱陶しい話です。
そんなわけで、カミングアウトの難しい国だと思います。
多様性を受け入れるどころではありません。
こういってはなんですが、統一教会と関係していた地方議会の議員さんあたりの対応を聞いていると、全く情けなくなります。
国会議員にしても腰が引けているし。
虎は死して・・・といいますが、まさか、凶弾に倒れて、この問題を白日のもとに曝け出すことになるとは、皮肉というには残酷な話ではあります。