こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

たくさんの人としゃべってしまって予習が十分できなかったが

2023年11月05日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
今日の出番は午前中最後のセッション。
幸い昨晩の二日酔いは全くなくて、8時にはホテルを出て、地下鉄で博多駅まで行き、クロワッサンサンドのセットを食べてから会場に向かった。
地下鉄は日曜の朝というのに結構混んでいた。

博多駅からはバスで、駅前は結構な人出だったが、臨床細胞学会の会場である国際会議場へ向かうバスはそれほど混んでおらず、ちょうどやってきた一度に130人を運ぶことの出来いるという西鉄の連節バスというのに乗って行った。
出番といっても、数年前に国際支援で指導したカンボジアの病理医が今回発表するというセッションが組まれて、私はその座長。
フリースペースがあって、そこで予習をしようと思っていたのだが、犬も歩けば、で旧知の人が多くいて、その都度近況報告となる。
オンラインではこうはいかないわけでやっぱり対面はいい。

セッションには関係者が多く集まり、2、30人はいたのではなかろうか。
英語のセッションということで、緊張してしまったのか、自己紹介をせずに始めていたのを途中で思い出し、慌てて”アイム、コロ健、フロム・・・・メディカルセンター”と言うはめになった、ということを除けば、プレゼンは立派で、ディスカッションもそこそこ盛り上がって無事終わった。
この国際交流支援、もう20年近く前からやっていて、いよいよこうやってあのカンボジアの病理医がここで立派な発表をするようになったというのは、あとから参加した私にとっても感慨深い。
ずっと、先頭に立ってやってきた先生など、涙ぐんでいた。
一度壊されてしまったものの復興には、気の遠くなるような時間が必要なのだ()。

それでももう、支援の段階は終わり、これからは彼ら自身が道を切り開いていく局面になるわけだが、私でもできることがあればサポートしてあげたいものだ。

コロナ明けの対面学会となり、多くの仲間と再会し、なかなか会えなかった旧友とも再会できて、少々センチメンタルジャーニーのようにもなった。
さあ、帰ろう。
あとは疲れとどう向き合うか

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