こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

SNS時代の今の若い人は大変だと思う

2023年08月08日 | 日々思うこと、考えること
台風6号につづいて、つぎの台風が今週末には東日本にやってくるらしい。
庭の水やりの必要がないのはとても助かるが、天気が不安定なのはいろいろと心配だ。
昨晩は鎌倉鶴岡八幡宮のぼんぼりまつりに行ったが、途中で雨が降り出してしまい、ぼんぼりはあっという間に撤収されてしまった。

最近、電車に乗っているとドアの上にある電車内ビジョンというモニターに、闇バイトに引っかからないように、という注意喚起のアニメが流れているのをみた。
闇バイトにひっかかって、逮捕でもされたらそのレッテルは一生ついて回るし、個人情報はずっと裏社会をめぐることになる。
軽い気持ちで借金をして、それが返せなくなり、高額のバイトに手を出してしまうのだろう。
そもそも、そんな大金を若者に貸すこと自体異常で、成人年齢の引き下げで今後そのような状況が進んでいくことが心配だ。

日大アメフト部の麻薬問題も深刻だ。
今のところ、学生一人の単独犯ということになっているが、世間はそうだと許してくれるだろうか。
大学が警察に届けるまでに時間がかかったというのも疑念を深めてしまう。
それにしても、大麻だとか覚醒剤というようなもの、仲のいい知人から勧められたのか、SNSで簡単に手に入れてしまったのかはわからないが、以前は”向こうの世界”でしか接することのできないものだったはずだ。

闇バイトにしても、違法薬物にしても、もしも私が今の時代に生きていたら、両方ともに高い確率で手を出してしまい、一生を棒に振っていたかもしれない。
若い頃というのは、その後負うことになる罪を想像することはできないのだ。
ジャンバルジャンは5年(その後脱獄を繰り返して計19年)投獄されたが、結局一生苦しんだ。
大人の社会で定められているルールというものを、犯罪を犯して初めて知るというのはかわいそうだが、仕方がない。
犯罪というものが、いかに割の合わないものであるかということ、SNSに溢れる剥き出しの欲望と情報の恐ろしさというものを幼い頃から繰り返し教育することが必要だ。
人間はそんなに適応できない

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