いろんな時代にいろんな人がそれぞれの人生を歩んでいる。
2014年11月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:168ページ
ナイス数:123ナイス
空也上人がいた (朝日文庫)の感想
登場人物は三人。これでも物語というものは成立するのだから、不思議だ。というよりは、人はせいぜいこのぐらいの人数としか深く関わることはできないのだろう。それも、それぞれの人のごく一部。短いかかわりと小さな事件で話は終わる。山田太一の小説は初めて読んだが、味わい深く、楽しく読むことができた。そのうち、映画かドラマになるだろうが、その時の配役が今から楽しみ。吉崎さんにはあの俳優、重光さんにはあの女優、草介くんにはこの俳優、と思うところがあるのだか、まあだいたいは裏切られるので期待しないで待っていようと思う。
読了日:11月7日 著者:山田太一
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