こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

三が日

2008年01月03日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
今日も午前中は病理解剖。昨日と二日続けてなんて、普段でも結構きついもがある。
肉眼所見診断を急いで仕上げたが、二例ともすごく難しそう。病理解剖のつらいところは、ここがあらたなスタートだということだ。これまでの臨床経過(闘病歴)を振り返り、総括し、さらには病理解剖で得られた知見を加えて、患者さんの体の一生を総括する。われわれが行わなければいつまでも診断は着かない。顕微鏡標本をつくってさえしまえば、半永久的に診断は可能だ。診断に苦慮することは、しょっちゅうだ。現代医学のすべてをもってしても、助けられなかった病気の本質を突き止めることが、われわれ病理医に課せられた使命だ。まあ、気に入ってやっていることだから仕方ないけど、自分でやってて、病理はほんと大変だと思う。

さて、鎌倉に帰って白旗神社にやっとお参りできた。
夕方になって銀座まで出かけてお買い物・・・
湾岸線に乗るとレインボーブリッジが虹色にライトアップされていた。

いやー、今年のお正月は、忙しかった。
明日からもう、仕事だ・・・
そろりそろりとスタートするかな。
でも、朝、寒そう・・・