映画「八甲田山」公開から40年

映画「八甲田山」公開から本日6月4日で40年です。昭和52（1977）年6月4日公開。主演：高倉健、北大路欣也。



115年前の1902年（明治35年）に青森の連隊が雪中行軍の演習中に遭難し、210名中199名が死亡した事件（八甲田雪中行軍遭難事件）を題材に、一部創作を加え、極限状態での組織と人間のあり方を問いかけた映画です。


弘前歩兵第31連隊の徳島大尉・中隊長役を演じた高倉健さん。

この徳島大尉のモデルは実在し、福島泰蔵大尉で、現在の群馬県伊勢崎市出身です。

福島大尉は八甲田雪中行軍遭難事件のとき、ひとりの犠牲者も出さなかった弘前歩兵第31連隊の中隊長です。

利根川沿いの伊勢崎市境平塚の福智山天人寺には、帝国陸軍・福島泰蔵大尉が眠っています。

福島大尉は、日露戦争に従軍し、明治38年（1905年）黒溝台会戦において戦死しました。享年38歳。

伊勢崎市内の図書館では、この映画「八甲田山」のDVDが置いてあるので、機会があればぜひご覧ください！

「伊勢崎カルタ」にもあります。「危機管理の優れた指揮官　福島泰蔵」


↑「青森市八甲田山雪中行軍遭難資料館」があるので、機会があれば、是非！雪の季節なら一層良いかも？

では。