群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

雨の防災の日

2014-09-01 22:35:00 | 群馬の話題
今日9月1日は、防災の日です。1日中、雨となりました。関東大震災から91年になります。

3年前のちょうどこの日(平成23年9月1日)、伊勢崎市内は観測史上最多の大雨が降り、午後2時までの24時間雨量は群馬県伊勢崎市で296ミリ(観測史上全国最多記録)となりました。伊勢崎市内の小・中学校は午後は臨時休校。翌日の2日も臨時休校となりました。

↑3年前の2011年9月1日、伊勢崎市内は豪雨となりました。

そして今年2月14日~15日にかけて北関東などで大雪になり前橋の積雪が73cmと過去最高記録になり、県民の生活に大きな影響を及ぼしました↓。

↑雪に埋まったクルマ



そして昨年(2013年)6月7日には伊勢崎市内で竜巻が発生↓しました。

↑竜巻の漏斗雲(大きさはF0でした)。

そして忘れることができない竜巻があります。それは今から12年前です。


平成14年7月10日(水)午後4時10分ごろ、群馬県境町平塚(現在:伊勢崎市境平塚)など半径約3キロの範囲で、台風6号の影響とみられる竜巻が発生し、13棟が半壊、7棟が半壊し、計11人がけがをしました。


週末に、NHKスペシャル「巨大災害 MEGA DISASTER 地球大変動の衝撃」
~第1集 異常気象 "暴走"する大気と海の大循環~を観ました。司会はタモリさん。

日本でも起こっている異常気象。一度雨が降れば、豪雨になってしまう(この異常気象の影響で「野菜」が高い。)。

イギリスでは250年ぶりの大雨が降り、テムズ川が氾濫して街が水没。アメリカ西海岸では、500年ぶりの大干ばつが起こり、農作物が大きな被害を被り、乾燥に強いアーモンドも全滅状態。ニューヨークでは、大寒波が襲い気温が氷点下30℃になり都市機能が麻痺しました。

日本では今年2月に山梨や群馬などで記録的な大雪が降り、一時不自由な生活を余儀なくされた。

異常気象の原因として、中学校の理科で勉強した「偏西風」の蛇行が止まり固定化してしまったんだそうです。偏西風で「寒気」と「暖気」が交互に来るので、丁度良い気温になっていたのですが、偏西風の固定化で「寒気」と「暖気」が同じ場所に留まり、熱波や寒波が世界中に起こっているのです。

この偏西風が固定化してしまったのは、東南アジア付近の海水温が0.5~1.0℃上昇しており蒸発した水蒸気が発する「凝結熱」が偏西風の流れに影響を及ぼしているという。

暑い群馬の平野部。地球温暖化の影響で近い将来、最高気温が45℃を越えてもおかしくないと、専門家は言っています。

そして昨日は、第2集 スーパー台風"海の異変"の最悪シナリオ でした。

こんな台風は来てもらいたくないと思いました。自然は恐ろしいです。

では。