ノー天気画家の本音生活 

これが私の生き方などとヤセ我慢するよりも、今日の風に流されましょう!

健康の秘訣は減塩生活にあり

2008-09-11 06:57:04 | 犬たち
耳にタコができるほど塩分の取り過ぎがよくないと言われてきたのですが、それが体に相当のダメージを与えてきたことをしみじみ実感することになりました。

塩分は人間が生きるための必要不可欠なものですが、その必要量はわずか1日1.5g。しかし日本人の平均的摂取量は1日11~12gといわれており、明らかな過剰摂取というわけで、たとえ塩を絶っても食品のほとんどのものに塩分が含まれているため、塩分不足はありえないと言われています。
逆に塩分の取り過ぎは体にさまざまな障害をもたらします。
そのひとつは高血圧により、動脈硬化から脳梗塞を引き起こす危険性が高くなります。他にも胃がんになりやすいとも言われています。
長寿研究の第一人者・京都大学名誉教授の家森幸男教授は、減塩こそ長寿の秘訣と断言している理由がそこにあります。

私の食塩の取り過ぎを実感したことといえば、私の持病と言えば血圧が高いことでしたが、その血圧が最近劇的に下がったからです。その主因がどうも減塩が原因のようだからです。
これまでの血圧は薬を常用して 145-95 の数値でしたが、最近は 120-70以下 と正常というよりちょっと低めの数値を維持しています。
その理由は「朝バナナダイエット」+「1日13000歩」の実施により体重が6キロ減ったこともありますが、それだけではなく減塩効果も大きく寄与しているのではと思ったからです。なぜならこれまで幾多のダイエットを試みましたが、体重減少だけでこれほどまでに血圧が下がったことがなかったからです。

私のこれまでの朝食といえば、何年間にわたり愛犬との海岸の散歩の後、ファミリーレストランで新聞を読みながらブレイクファーストと決まっていました。
その中での私の定番メニューは「焼き鮭定食」で、その中身といえば・・・
ご飯、塩味のきいた鮭、わかめの味噌汁、しょっぱいお漬物、ノリと納豆には醤油をタップリかけて食べたわけですから、毎朝の朝食は塩分まみれの朝食だったのです。
それが「朝バナナダイエット」にしてからは、朝食といえばバナナ2本ということで、バナナには塩分はないですから、朝食は塩分0ということになるわけです。
「朝バナナダイエット」にしてからは、妻も健康食を意識して、昼・夜の2食も減塩と野菜たっぷりの手作り料理になりました。
バナナだけでなく野菜に含まれるカリウムは、食塩のナトリウムが血圧を上げるのに対し、血圧を下げる効果もあり、それも働いているように思われます。

結果として減塩生活を始めたわけですが、それ以来「うす味」こそ素材の味がしっかり味わえる、本来のおいしさと思うようになりました。
大好きだったラーメンは非常に塩分が濃く、8グラム以上と食塩の塊といってもいいでしょう。その汁など飲もうものなら毒薬入りの液体を飲んでいるような気がしてきました。