◆◆【時代の読み方】2017年10月に何があった 衆議院選挙で自分を振り返る
時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。
■ 衆議院選挙で自分を振り返る
衆議院選挙で希望の党が惨敗し、人々の反応は、都議選の時とは打って変わった状態ですね。
私は、特定の政党を支持する目的で書くつもりはありませんことを始めに申し上げておきます。
同じ政党で当選した議員から、小池さんに対する党代表の辞任要求まで出ています。
しかし、彼らの言動には首を傾げています。
小池さんを頼って入党し、当選したのにも関わらず、そのトップをいまさら批判したり、否定したりするのは、自分自身が自分の意志で選択をした政党の恩恵が大きいことを忘れてしまっています。
小池さんを否定することは、自分自身を否定することに繋がるということを、それらの人は認識していないのではないでしょうか。
他人を批判したり、責めたりする人というのは、概して自分のことを棚に上げたり、ある一面でしかモノを見ていなかったりします。
そのために、「自分が間違えている」「自分の判断には欠陥はない」と言う思いを持ちませんので、反省がなく、また同じようなことを繰り返してしまうように思えます。
一方で、ことの端緒は小池さん自身の「排除」という発言にあり、自業自得という見方もあります。
その言葉を使った時に、小池さんは、「自分の考えは間違えていない」と確信して発言したと思います。
小池さんの、「考え方の異なる人には同じ政党に参加して欲しくない」という観点では、彼女のその気持ちは解ります。むしろ、政治家として、党のトップとして当然のことではないでしょうか。
しかし、「多面性」「多様性」という今日の現状を考えますと、彼女ほどの人なら、そのくらいのことを考えるべきだったと思います。
ただし、私は、彼女を擁護しているわけでもなく、さりとて彼女を責めているわけでもなく、今回のことを我が身に置き換えて、反面教師的に捉えています。
昨今、「多様性の時代」と言われるほど、いろいろな考え方の人がいます。
これまで「常識」と思っていたことが、人によって見方が大きく異なるということを痛いほど経験しています。
自分と考え方の異なる人を排除するのではなく、考え方が異なるからかえって貴重な存在であるという見方も必要なのかもしれません。
常識だけにとらわれず、多様性を持った考え方のできる組織が存在しても良いのではないかとさえ考えています。
(ドアノブ)
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