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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】 俳句は難しく奥が深い 819

2023-08-19 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

 

  【経営コンサルタントの独り言】 俳句は難しく奥が深い 819

 

 

二兎を追うブログ 

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

 

■ 俳句は難しく奥が深い 819

 

 8月19日は「俳句の日」です。

 俳句は、日本の詩歌の伝統をひきついでいるといわれています。

 そこには、ルールといいますか特徴があります。

 韻律、季語、切れ、心象・客観写生という4つの特徴を持っています。

「韻律」は、三十一文字のことで、これを五・七・五の「拍(モーラ)」というそうです。

「季語」は、説明するまでもありませんが、季語があるから季節感を醸し出せます。

「切れ」は、最も説明が何回で、「言葉の歯切れが良い」というような「切れ」に繋がるのかもしれませんが、俳句の本を読みますと「発句、脇句、平句の完結性」というような説明があります。

「客観写生」は、短い詩という形の中で、心のなかの場景(心象)を大きくひろげることに俳句の良さがあるのだそうです。


 旧暦に基づく季語は、太陽暦になれている私達には、なかなかピンと来ない言葉が多いです。

 季語が、多岐にわたっていることにも、難解さに繋がっているようです。

 季語を分類すると次のように9つに分けられるそうです。

  時候、天文、地理、人の暮らし、
  年中行事等、忌日(命日)、
  動物、植物、食物

 近年、俳句に関するTV番組が人気だそうですが、それを見ていますと、奥の深さを感じます。

 一方で「韻律」が私のそれとは異なり、五・七・五で切れるということに固執する素人のわたくには、納得できない部分もあります。

 無季語の俳句もあるといわれますので、俳句も時代とともに変化しているのですね。


 俳句を試みたい人のために水原秋桜子の『俳句の作り方』の「注意六条」を紹介します。

 1.詩因を捉える
 2.分量をわきまえる
 3.省略を巧みにする
 4.配合を工夫する
 5.わかる用語を使って
 6.丁寧に詠む

 詳しくは、同書をお読みください。

 

(ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

 

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■【お節介焼き情報 健康】 健康ウォーキングで今日も元気!! ウォーキングを始める前1-2 必ずすること

2023-08-19 12:03:00 | 【知り得情報】 日常生活を豊かに

■■【お節介焼き情報 健康】 健康ウォーキングで今日も元気!! ウォーキングを始める前1-2 必ずすること

 若いうちは、特別に健康に配慮しなくても、健康を維持し続けられてきたように思えます。しかし、近年、若くても成人病に悩んでいる人の比率が高くなってきているともお聞きしています。

  齢を重ね、体力も落ち、運動量も減ってくると寝たきり老人に一歩近づいてしまいます。

 一方で、経営コンサルタントを目指す若い人や、企業経営者・管理職からは、いろいろな問合せや相談が後を絶ちません。経営コンサルタント歴半世紀の私の経験を求める人がいらっしゃる以上、床に伏しているわけにはいかず、お節介訳精神が湧き上がり、一念発起して、私の健康法の現状を皆様にお伝えし、一人でも多くの方の参考になればと、本シリーズを書き始めました。

 ご笑読くださると幸いです。

 

■  ウォーキングを始める前1-2

 私は、21世紀に入って間もなく、早朝ウォーキングを始めました。

 

◆ウォーキングを始める前にすること

 ウォーキングにあたり、私として心していることや効果を少しでも高くしたいという努力をしているうちに、意外と朝早くに起きることが苦にならなくなってきました。

 朝起きますと、最初にすることは、血圧を測ることです。早朝血圧の測定は、高齢者には重要な指標であると、かかりつけの医師に言われています。

 血圧が高いわけではないのですが、高低変動が平均に比べて大きいという問題を抱えています。平素から、塩分控えめな食事で妻の協力もありがたく得ています。

 歯をみがいた後には、野菜ジュースと白湯を飲むことも忘れません。

 野菜ジュースは、自分で作るのではなく、市販の野菜+フルーツ果汁のジュースです。

 朝は、血糖値が下がっているのが一般的です。それを高めることにより、ウォーキング中に低血糖で倒れることがないようにしています。温泉旅館に行きますと、お部屋に甘い物がおいてあります。あれは、低血糖状態で温泉に入って急に暖まりますと貧血を起こしがちなので、その様なことがないようにおいてあるのだそうです。

 朝、白湯を飲む理由もあります。人間は寝ている間に1~2ℓもの汗をかくといいます。ウォーキング前に水分補給をしておきませんと脱水症状を起こす懸念があるそうですので、これも励行しています。

 朝の一杯の水分補給は、冷水が良いと言われています。胃を刺激して、体内時計を活性化するのだそうです。ただし、胃に刺激が強すぎるのではないかと考え、私は、ぬるま湯を摂るようにしています。

 < 次回に続く >

(ドアノブ)

■■健康・環境 真剣に取り組もう

 いろいろな記事を投稿しています。併せてご覧下さると幸いです。

 


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【カシャリ!庭園めぐりの旅】青森県黒石市金平成園1建物編 お金が皆に平等に行き渡ることを願った政治家・実業家の建物

2023-08-19 09:35:20 | 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

 


  【カシャリ!庭園めぐりの旅】青森県黒石市金平成園1建物編 お金が皆に平等に行き渡ることを願った政治家・実業家の建物


 



 


 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。


 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

■ 青森県黒石市金平成園1建物編 お金が皆に平等に行き渡ることを願った政治家・実業家の建物


 


 「お金が皆に平等に行き渡ることを願った政治家・実業家の建物」を紹介します。
 金平成園は、別名「澤成園」とも呼ばれ、弘前駅から弘南鉄道に40分ほどのり、終点の黒石駅から徒歩で10分足らずのところにあります。


 


建物編
 旧加藤家住宅は、政治家・実業家である加藤宇兵衛の求めに応じて建てられた建物で、加藤家が代々所有していました。
 主屋・離れ・茶室で構成され、加藤家の別荘などに使われていたと考えられています。
 主屋と離れは、庭園が完成した年の一年後である、明治36年(1903)に建てられました。
 茶室の正確な建築年代はわかりませんが、明治44年 (1911)以前に建てられたようです。
 旧加藤家住宅は、昭和期には料亭として使われ、結婚式も行われていました。ところが、老朽化等により、文化財としての価値が失われる恐れがあったことから、平成18年度から平成26年度にかけて、庭園とともに建物の修理をして、復元が行われました。


 



 



黒石市のマンホールの蓋


 



旧加藤家住宅


 


 


 



池越しに見ると左手が茶室、中央が主屋です


 



建物内部も見事です


 



 


加藤宇兵衛

 加藤宇兵衛は、文久元年(1861年)に黒石町に生まれました。加粮家は明治30年代頃まで黒石町で酒造業を営んでいた一族で、宇兵街はその三代目になります。
 宇兵衛は20代の頃から政治家として活躍し、黒石町議会議員や青森県議会議員を務めめ、明治35年(1902年)には、衆議院議員に当選しました。貴族院多額納税者議員でもあります。
 明治30年(1897年)に黒石銀行を創立し、その頭取になりました。他にもいろいろな会社の経営に携わりました。
 それと同時に宇兵衛は教育にも力を入れました。


 


金平成園(かねひらなりえん)庭園

 明治35年に完成した「大石武学流」の代表的な作庭様式を持つ池泉廻遊式日本庭園です。
 黒石町出身の実業家・政治家であった加藤宇兵衛が、失業対策として明治25年(1892)に着手しました。
 加藤宇兵衛に招かれた高橋亭山(たかはしていざん)が、金平成園の作庭に着手しましたが、完成を待たずに死去してしまいました。小幡亭樹(おばたていじゅ)を中心とした弟子達が、後を継ぎ、明治35年(1902年)になってようやく完成しました。
 幕末から近代にかけて、津軽地方を風靡した独特の作風が貴重であることから、平成18年1月26日史跡名勝天然記念物に指定されました。
 平成18年(2006)に国指定名勝に登録され、平成27年(2015)に一般公開されました。
 初期の大石武学流庭園らしく園内には、守護石や遠山石が、処々に配されています。また、野夜燈(やどう)と呼ばれる石灯籠もあり、大石武学流を理解しやすい庭園でもあります。
 庭園の名称は「万民に金が行き渡り、平和な世になるように」という宇兵衛の願いから「金平成園」となりました。ただし、加藤家の屋号が「澤屋成之助」でしたので「澤成園」とも呼ばれるようになりました。


 



主屋側から見た庭園


 



主屋を池越しに見る庭園


 


 金平成園建物編



 


 金平成園庭園編


<準備中>


 


 



  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm


 


 



  ■ カシャリ! ひとり旅



 


 





ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月18日 経営士と中小企業診断士の違い

2023-08-19 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月18日 経営士と中小企業診断士の違い

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 近年、お米の消費量が減少しています。
 私自身も、朝はパン食ですし、昼・夕食ともご飯の量が若い頃に比べると半分以下ではないでしょうか。
 少しでも、お米の消費に協力しようと、ふるさと納税でお米をお願いしました。
 毎月、送られてきますので、おいしいご飯をいただくことができます。
 しかし、上述のような具合ですので、開封していないお米が複数、まだストックされています。
 食糧不足で悩んでいる人が多い昨今です。
 食べられることに感謝

 

 日本経営士協会から、クリティカル・シンキング研修の打診がありました。

 協会会員のコンサルタントにとって、論理思考と管理会計は不可欠であるという、近年の理事さん達の考えの一環です。

 クリティカル・シンキングの3回分割研修の企画書を作成し、メールで送信しました。

 

 SNSを通じて、これからコンサルタントになろうという人から問合せが来ました。

 中小企業診断士と経営士という、コンサルタント資格との違いについての問合せでした。

 次のように回答しておきました。

 

【回答】

「経営コンサルタント資格=中小企業診断士」と思い込んでいる人が多いようです。しかし、中小企業診断士より10年も前に、当時の通産省や産業界の勧奨でできた「経営士」という、日本で最初に誕生した経営コンサルタント資格があるのです。

 この資格付与をしているのが日本経営士協会です。終戦直後に経済的な復興を短期間に実現するために、当時の財界の有志の勧奨で日本計理協会(現公認会計士協会の前身)から分離独立して設立され、経営コンサルタントの育成に大きな役割を演じてきています。診断員(今日の中小企業診断士)育成の講習会を担当したりもしました。

 この協会は民間団体ですが、一定の実務経験と試験に合格するという要件はつくものの、これらにパスすると「経営士」として正会員になることができます。経営士は、中小企業診断士よりも10年も以前にできた経営コンサルタント資格で、日本でもっとも歴史のある資格です。

 すなわち、日本における代表的な経営コンサルタント資格は

          経営士
          中小企業診断士

といえます。

 これから経営コンサルタントになろうという方や企業内コンサルタントを目指す方、まだ経営コンサルタントとして経験の浅い方等を対象としてセミナーを受講できたり、いろいろアドバイスを受けたりできる。

 はじめから経営士という正会員になるのも一つの方法でしょうが、まず一般会員になることをお勧めしています。一般会員になると先輩の経験談を聞いたり、研究会に出席したりして経営コンサルタントとしての心得から具体的な実務までを「盗み取る」チャンスができます。

 その後に、正会員である経営士や中小企業診断士としての経営コンサルタント資格取得の勉強を始めても遅くはないですし、むしろ入会すると関連した情報が入りやすく、それらを参考にすることもでき、的を射た勉強ができるでしょう。同じ目的を持つ仲間もいるので励みになります。

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 江戸時代には大阪が米の取引の中心地、今は? 818

 

 8月18日は、米の日です。

 なぜ、その日が米の日かは、ブログをご覧下さい。


「株」は東京証券取引所などで扱われます。

 では、お米は、どこで取引されるのでしょうか?

 アメリカでは、シカゴに大がかりな穀物取引所があります。

 日本でも、東京穀物商品取引所(TGE:The Tokyo Grain Exchange)というところが、商品取引所法に基づいて商品先物市場として、1952(昭和27)年10月10日に設立されました。

 

 2009年11月に社団から株式会社へ組織変更され、お米は大阪堂島商品取引所で取引されることになりました。

 一方、東京の取引所ですが、やはり株式会社として改組された東京商品取引所ができました。

 こちらでは大豆や小豆、とうもろこしや粗糖などが取引されることになりました。

 その背景には、既得権のドロドロしたものがあるように噂されましたが、真偽の程は存じません。

 サラリーマンになりたての頃、小豆の相場で失敗して夜逃げをしたというようなことを聞き、商品取引というものが存在することを知りました。


 公平な取引がなされないと、第二の大塩平八郎の乱が起こるかもしれませんゾ・・・<笑い>

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】
 再発信の第1回は、本日8月18日として、明日に発信されます。
 お楽しみに
 
  バックナンバー

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 <準備中>


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 


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■【きょうの人】 0819 ■ 菊池大麓 数学者で、教育行政官を務める ■ アウグストゥス「尊厳ある者」

2023-08-19 06:33:00 | 【話材】 きょうの人08月

 

  【きょうの人】 0819 ■ 菊池大麓 数学者で、教育行政官を務める ■ アウグストゥス「尊厳ある者」

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

 アウグストゥス「尊厳ある者」

 Augustus
 紀元前63年9月23日 - 紀元14年8月19日

 アウグストゥスは、ラテン語で「尊厳ある者」を意味します。

 ローマ帝国の初代皇帝(在位:紀元前27年 - 紀元14年)です。

 志半ばにしてブルータスに暗殺された養父カエサルの後を継いで、内乱を勝ち抜き、地中海世界を統一して帝政(元首政)を創始しました。

 「8月」を英語で「August」といいますが、アウグストゥスの名前に由来しているといわれています。

 ヒスパニア戦争の帰途の船が難破し、トゥリヌスが生き残った少数の兵を掌握して敵陣を横断、この彼の行動がカエサルに強い印象を与えました。これにより、紀元前44年3月15日にカエサルが暗殺され、わずか18歳の無名な青年に過ぎなかったトゥリヌスは、一躍有名になり、以後、ガイウス・ユリウス・カエサル・オクタウィアヌス(Gaius Julius Caesar Octavianus)を名乗りました。

 次第に頭角を現すオクタウィアヌスに対して、カエサルの死後、単独の執政官として事実上権力を掌握していた、カエサルの政敵アントニウスは危機感を募らせました。

 紀元前43年1月1日、元老院は、オクタウィアヌスを元老院議員に任命、そして指揮権を与えました。しかし、政敵による工作などもあり、元老院と対立したりしますが、結局、執政官に収まります。

 紀元前43年10月、オクタウィアヌス、アントニウス、レピドゥスによる第二回三頭政治が成立しました。その後、いろいろとある中で、宿敵アントニウスと盟約を結び、領土を二分します。

 その後、アントニウスは念願のパルティア遠征を実行に移しますが、惨敗に終わりました。資金力も底をつきましたがエジブト・クレオパトラの支援を得ます。

 しかし、それを口実に、オクタウィアヌスはアントニウスを窮地に追い込み、アントニウスの死後、エジブトと戦い、勝利を得ます。

 オクタウィアヌスは、共和制への復帰を宣言し、その時に「アウグストゥス」の称号を得ると、手を返したオクタウィアヌスは、帝政へと移行し、初代ローマ皇帝アウグストゥスとなりました。

 後継者問題で、いろいろなことがあり、胃腸を患ったアウグストゥスは、紀元14年8月19日、ポンペイ近郊のノラの町で、76歳の年で崩御しました。

 


■ 菊池大麓 数学者で、教育行政官を務める


 きくち だいろく
 1855年3月17日(安政2年1月29日)- 1917年(大正6年)8月19日)

 明治時代から大正時代にかけての日本の数学者で、教育行政官を務めました。男爵の爵位を持っていました。

 東京帝国大学(東京大学の前身)や、京都帝国大学(京都大学の前身)ほか、数大学の総長等を務め、教育にも貢献しています。

 蘭学者の箕作秋坪とつね夫妻の次男として江戸に生まれ、父の実家・菊池家の養嗣子となりました。

 蕃書調所(東京大学の前身)で英語を学び、1867年(慶応3年)と1870年(明治3年)の2度に亘り英国に留学しました。2度目の留学ではケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジで数学と物理学を学び学位を取得しています。ケンブリッジ大学を卒業した初めての日本人留学生なのです。

 帰国後の1877年(明治10年)、東京大学理学部教授となり、近代数学を初めて日本にもたらしました。

 同大学総長、学習院院長、京都帝国大学総長など、錚々たる大学で共育に携わってきました。

 理化学研究所初代所長等を歴任し、1902年(明治35年)には男爵を授爵されました。福澤諭吉とは知己の仲で、1874年(明治7年)には、福澤に招聘されて明六社に参加、福澤がその後に設立した交詢社にも発足時常議員としてもその名を連ねています。

 菊池は数学者・教育者であるとともに政治的手腕も持っていたそうで、1890年(明治23年)9月に貴族院勅選議員に勅任されています。

 文部省で専門学務局長から、1897年(明治30年)11月から翌年5月まで第2次松方内閣から第3次伊藤内閣にかけての文部次官となり、後に文部大臣を拝命しています。

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


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