今週は、
5月30日 文星芸術大学附属高校
6月1日 午前 鹿沼東高校
午後 鹿沼高校
2日 午前 鹿沼南高校
午後 鹿沼商工高校
3日 つくば国際大学東風高校
の公演です。
文星芸術大学附属高校
今週のスタートを切ったのは、宇都宮市文化会館での、文星芸術大学附属高校の公演です。
1000人を超える大規模校ですから、劇団のメンバーも、出会いを期待しつつ、少し緊張があるようです。生徒のほとんどが、男子でしたが、若干の女生徒もいるのが分かりました。1000人の生徒が、1箇所に集まると、どうなるかと様々に思いを巡らせましたが、そのエネルギーは、舞台に向けられ、舞台上の出来事に対して、真剣に向き合う生徒の姿が印象的でした。



終演後、当日の呼びかけにもかかわらず、たくさんの生徒たちがバックステージツアーに参加してくれました。
それぞれに興味を持ったものをじっくりと見ていました。
鹿沼市合同芸術鑑賞会
6月1日と2日は、鹿沼市の4校の高校の、合同公演です。
鹿沼市民文化センターで、1日の午前が鹿沼東高校、午後が鹿沼高校。2日の午前が鹿沼南高校、午後が鹿沼商工高校の公演です。
私たちは、全国を旅公演していて、その土地特有の人々の感触があります。
しかし、同じ土地、同じ地域でも、それぞれの学校、生徒個別に観劇するときの反応が違うのも確かです。
鹿沼では、どんな合同公演になるか、劇団のメンバーは皆、楽しみに向かいました。
公演が進んでいき、まず気付いたのは、演劇鑑賞行事の担当をされている先生方が、他校の担当の先生としっかり連携が取れているところでした。このことは、簡単なことではないように思います。公演が終わると担当の先生は、次の上演校の先生に、どんな演劇だったか、生徒たちの中に何が起きていたかと言うことを話ししていらしたようです。
又、四校全ての学校の先生方が、生徒たちに『演劇や芸術を観ることを通して、しっかり自分の考えや、感情を持って欲しい』と考えられているのが、感じられました。
鹿沼高校の校長先生は、開演前に
「君達には、しっかり哲学を持って欲しい。哲学を持たない科学者がどんなに恐ろしいか、そのことを考えてください。」
と挨拶されました。
鹿沼南高校の校長先生は、終演後楽屋にいらして、
「生徒には、とにかく本物を観せることが大事なことだと思います。」
と僕達に話して頂きました。
本番のときの生徒たちの姿をみると、先生方の生徒たちに対する願いは、しっかり響いているように感じました。のびのびと感情をそのまま僕達に伝えてくれる場面もあれば、静かに集中する時もあって、生徒個々の考えや心の動きが舞台上に伝わって来ました。
カーテンコールでは、それぞれの学校の生徒代表が、観劇した感想をその場で感じたまま話してくれたことも、素敵でした。
鹿沼商工高校の代表の生徒は
「ジャンヌが最後に、『許す』ことをしたことが、僕にとって感動しました。」と話してくれました。
終演後、全ての学校で、バックステージツアーを行い、そこでも劇団員とそれぞれの生徒が、コミュニケーションするいい時間を持つことができました。





つくば国際大学東風高校
3日、つくば国際大学東風高校での公演です。
学校の文化祭の中で、風の上演を行うスケジュールです。本番当日の午前中に体育館のステージを使って、クラス発表を行うと言うことで、前日の6月2日に僕達の舞台を仕込みました。
本番当日の午前中、生徒達のクラス発表が盛り上がってる中、舞台裏で作業、役者がストレッチをして上演に備えます。
本番が始まると、生徒達は、文化祭の発表の盛り上がりもあるようで、とてもリラックスしながらも、役者の動き、照明音響の効果などに、興味深い眼差しを向けているのが印象的でした。
終演後、一クラスの生徒さん達が、撤去作業を手伝って頂きました。




6月に入って、まだまだ涼しい日々が続いていますが、これから暑い夏に向けて、ジャンヌ・ダルクのメンバーも汗だくになりながら、熱く東日本を駆け抜けて行きます!
文:栗山友彦(アンセラン/ピエール・コーション役)
5月30日 文星芸術大学附属高校
6月1日 午前 鹿沼東高校
午後 鹿沼高校
2日 午前 鹿沼南高校
午後 鹿沼商工高校
3日 つくば国際大学東風高校
の公演です。
文星芸術大学附属高校
今週のスタートを切ったのは、宇都宮市文化会館での、文星芸術大学附属高校の公演です。
1000人を超える大規模校ですから、劇団のメンバーも、出会いを期待しつつ、少し緊張があるようです。生徒のほとんどが、男子でしたが、若干の女生徒もいるのが分かりました。1000人の生徒が、1箇所に集まると、どうなるかと様々に思いを巡らせましたが、そのエネルギーは、舞台に向けられ、舞台上の出来事に対して、真剣に向き合う生徒の姿が印象的でした。



終演後、当日の呼びかけにもかかわらず、たくさんの生徒たちがバックステージツアーに参加してくれました。
それぞれに興味を持ったものをじっくりと見ていました。
鹿沼市合同芸術鑑賞会
6月1日と2日は、鹿沼市の4校の高校の、合同公演です。
鹿沼市民文化センターで、1日の午前が鹿沼東高校、午後が鹿沼高校。2日の午前が鹿沼南高校、午後が鹿沼商工高校の公演です。
私たちは、全国を旅公演していて、その土地特有の人々の感触があります。
しかし、同じ土地、同じ地域でも、それぞれの学校、生徒個別に観劇するときの反応が違うのも確かです。
鹿沼では、どんな合同公演になるか、劇団のメンバーは皆、楽しみに向かいました。
公演が進んでいき、まず気付いたのは、演劇鑑賞行事の担当をされている先生方が、他校の担当の先生としっかり連携が取れているところでした。このことは、簡単なことではないように思います。公演が終わると担当の先生は、次の上演校の先生に、どんな演劇だったか、生徒たちの中に何が起きていたかと言うことを話ししていらしたようです。
又、四校全ての学校の先生方が、生徒たちに『演劇や芸術を観ることを通して、しっかり自分の考えや、感情を持って欲しい』と考えられているのが、感じられました。
鹿沼高校の校長先生は、開演前に
「君達には、しっかり哲学を持って欲しい。哲学を持たない科学者がどんなに恐ろしいか、そのことを考えてください。」
と挨拶されました。
鹿沼南高校の校長先生は、終演後楽屋にいらして、
「生徒には、とにかく本物を観せることが大事なことだと思います。」
と僕達に話して頂きました。
本番のときの生徒たちの姿をみると、先生方の生徒たちに対する願いは、しっかり響いているように感じました。のびのびと感情をそのまま僕達に伝えてくれる場面もあれば、静かに集中する時もあって、生徒個々の考えや心の動きが舞台上に伝わって来ました。
カーテンコールでは、それぞれの学校の生徒代表が、観劇した感想をその場で感じたまま話してくれたことも、素敵でした。
鹿沼商工高校の代表の生徒は
「ジャンヌが最後に、『許す』ことをしたことが、僕にとって感動しました。」と話してくれました。
終演後、全ての学校で、バックステージツアーを行い、そこでも劇団員とそれぞれの生徒が、コミュニケーションするいい時間を持つことができました。





つくば国際大学東風高校
3日、つくば国際大学東風高校での公演です。
学校の文化祭の中で、風の上演を行うスケジュールです。本番当日の午前中に体育館のステージを使って、クラス発表を行うと言うことで、前日の6月2日に僕達の舞台を仕込みました。
本番当日の午前中、生徒達のクラス発表が盛り上がってる中、舞台裏で作業、役者がストレッチをして上演に備えます。
本番が始まると、生徒達は、文化祭の発表の盛り上がりもあるようで、とてもリラックスしながらも、役者の動き、照明音響の効果などに、興味深い眼差しを向けているのが印象的でした。
終演後、一クラスの生徒さん達が、撤去作業を手伝って頂きました。




6月に入って、まだまだ涼しい日々が続いていますが、これから暑い夏に向けて、ジャンヌ・ダルクのメンバーも汗だくになりながら、熱く東日本を駆け抜けて行きます!
文:栗山友彦(アンセラン/ピエール・コーション役)
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