
島田雅彦の力作!東京新聞で1年半連載されていた小説
557ページの単行本ということでかなり分厚い本
ちょうど学生の時に読んだ資本論第一巻ぐらいの分厚さがあった。
ものがたりは、中学の時の友人がそれぞれの道を歩む・・
一人はアメリカに留学し、そしてCIAの情報官として日本に赴任して
そして内閣官房へ
もう一人は親が暴力団でもあり裏社会へ、芸能プロの社長の片腕としながらも
やばい仕事もこなす・・
ものがたりの最初は台風の日に一人のホームレスが避難場所に入れず・・
店の軒下でうずくまってるところを一人の女性に助けてもらったところから
はじまる・・
日本とアメリカの日米安保体制の日本が属国であるという立場がいやおうにも
わかる内容もCIAを通して描かれている・・
中には具能な三世の総理大臣という名前は犬養首相としてるが暗にあの総理を
創造させる・・
テロが敢行される・・・
サーカスの開幕だ・・・
ほんとに読み応えのある今年ぴか一の本でした。
忘れてしまいました。
次に読む本が、偶然久しぶりの島田雅彦
タイトルは「美しい魂」です。
今、読んでいるのは稲見一良の「帖の紐」です。
エッセイ集ですが,ハードボイルドで面白いです。
小説家と知らなくて、今度読んでみようと思ってます。
島田雅彦さんの本は今回初めて読みます。
新聞連載で話題になっていた本なのでラジオ(文化放送)大竹まことのゴールデンラジオに島田雅彦さんが
ゲストにこられて語られてるのを聴いて早速取り寄せました、おすすめの本です。