
二十一年目の桜疎水
物語は京都、京都のものがたりの短編集・・
やはり中でもこのタイトル話が一番じんと来た、なんとなく自分が大学生に
なった気持ちで、そしてその後の自分を思い出しながら読み進めた。
二十年前に、ある事故をきっかけに恋人の雅子と別れた正春、母の危篤
の知らせを受け、京都におりたった正春・・
思い出の松ヶ崎疎水を訪れ、彼女と再会する・・・
松ヶ崎疎水・・・行ったことがあるような桜の名所
あのあたり、北白川とその周辺にもちょくちょくいった、というのも
リバイバル映画館京一会館があった、3本立て500円か800円か忘れた
けどちょくちょくいってATGの映画とか見た、見終わったらどこだったか
ラーメン食べて帰った記憶がある。
舞台が京都の物語集なので場所がすぐでてきて面白く読めました。
他に おばあちゃんといっしょ お地蔵さまに見られている
おみくじ占いにご用心 仏像は二度笑う おじいちゃんを探せ
琵琶湖疎水の一角なのでしょうか?
白川沿いの道も若い頃歩いて
歳を取ってからも思い出を辿りながら
歩き直した記憶があります。
一人気楽に歩く京都はいいですね。
松ヶ崎疎水ですが、松ヶ崎浄水場から伸びる疎水で
植物園の方まで伸びてます、自分も桜のシーズンに
は行ったことはないのですが。
白川沿いは自分も学生の時の思い出の場所でしたので
歩いてみて随分さまあわりしたなあという印象でした。そうですね一人で歩くのには京都はいいですね。