東野圭吾 クスノキの番人 発刊されたのは2020年3月単行本で
そして文庫化されたのが先月15日
不当な理由で職場を解雇されて、その腹いせで窃盗を犯して逮捕された
玲斗。
そこへ弁護が現れ、依頼人に従うなら釈放するという提案があった。
心当たりはないが話にのり依頼人の待つ場所へと向かうと伯母だという
女性が玲斗に命令する。
「あなたにしてもらいたいことはクスノキの番人です。」
そのクスノキには不思議な言い伝えがあった、小さな神社の月郷神社の社務所
に一人で管理人として勤める玲斗、神社の清掃と神社の奥にある巨大なクスノキの管理 清掃。
そして毎月 満月と新月の時にクスノキの木の中の穴にはいって祈念する
人たち・・その祈念には不思議な力があるといわれている。
そしてその伯母は柳澤千舟 柳澤家の棟梁になりこのクスノキを代々守る家
にあたると同時にホテルチエーン マンション経営などをするヤナップグループの顧問をつとめる70代の女性
亡くなった兄の念け取る・・・なくなった父の念を受け取る・・
不思議な世界でナミヤ雑賀店の奇蹟に続く感動エンターテインメント・・
映画化されてほしいという感じがする。
柳澤千舟のイメージが髪はショートヘアーでとなってるので思わずイメージ
としてはコシノジュンコのイメージで想像して読んでみた。
映画にするなら樹木希林が存命なら適役だっただろうなと・・
なかなか面白い483ページの長編でした。