
岩波新書の12月の新刊 現代カタストロフ論 金子勝 児玉龍彦
を読みました。
radikoでいつも聴いている文化放送の大竹まことのゴールデンラジオの金曜日
の大竹紳士交遊録に出演してる 経済学者 立教大学特任教授 金子勝さんが新しく岩波新書から
出版したということで、早速楽天ブックスで注文 できるだけ日本企業から
買うようにしている(笑)
児玉龍彦さんは東京大学先端技術研究センター がん代謝プロジェクトリーダー
長引くコロナ禍の中で見えてきた「周期的な破綻(カタストロフ)」という問題。
経済学と生命科学を専門とする著者たちは、現在が50年周期の大転換期にあるとする。
シュンペーターの予言
経済も同じような循環に見えながら実は制約の壁を乗り越えるように変化(変異)しながら循環する。そして技術ないし耐久消費財が普及して一色になって
食いつくすと、小さなカタストロフが起きて、次の循環が始まるのである。
シュンペーターは長期停滞を問題にし、複数の周期のうち、特に50周年周期
の産業構造の転換を描くコンドラチエフ循環を次第に重視し、複数の周期の
重なり合いにより破局的なカタストロフが引き起こされる・・