3・11 この日は何か震災に関係する本を読もうと思っていた・・
帰りに八重洲ブックセンターに立ち寄りぱっと目に入ったのがこの本
福島が日本を超える日
原発事故で生業ができないようになったことに対する裁判が起こってますが、その支援の為裁判の日に
講演会をおこなぅた講演録です。
原発再稼働で日本経済はよくならない 同志社大学経済学部教授 浜矩子先生
福島第一原発事故と永続敗戦 京都精華大学講師 白井聡
福島から広がる里山資本主義 日本総合研究所 藻谷浩介
もし「あまちゃん」の舞台が福島だったら 音楽家 大友良英
3・11は日本に何を問いかけたか 哲学者 内田 樹
福島原発事故で何を日本は学んだろうか・・
責任があいまいにされてるということは何も学んでないということだともいえる
学んだとしたら良識がある、まともな心をもった人間なら原発再稼働は絶対すまい。
中でも興味があったのが、戦争後 責任があいまいな日本になったということが底辺にあるということ
国債極東裁判で戦犯があったが、しかし戦犯が日本のソ連化を防ぐため釈放になった人間が今の自民党の基本を作ってるということ
責任はあいまいだった・・
バブル崩壊 住専破たんに伴う銀行の不良債権問題 莫大な税金を投入してメガバンク救済をしたのだが
一体だれが責任をとったのだろうか?はなはだ疑問
すべてが支配者側は何かあれば責任をあいまいにして忘れ去るのを待つのがやり方
この福島原発にしても責任が今のところかなりあいまいな形になってる、東電 政府の責任もあいまいなまま
原発再稼働に進むまるで悪魔の仕業・・
日曜日NHKで原発事故88時間の危機ということで検証ドラマがあった すごくわかりやすい
それを見ていて実は3号機が危機的状況にあったという事実、ベントはできず SR管を解放したが水は入らず
このままいけば原子炉容器が爆発し、想定できるのは200K圏内避難、東日本ほぼ全体が住めないようになり東京も立ち入りで
きずすべての機能がなくなる日本崩壊の寸前まで来ていたという事実、たまたま上の接続部分から蒸気がもれてなんとかなったが
そのままならこの千葉県もすべて避難地域になっていたという恐ろしい事実
なにかあれば・・・常套句の 想定外ということで責任をあいまいにする体質。
日本の根底が腐りきっている、矜持という言葉がない。