My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

仇敵 池井戸潤を読む

2015-04-09 23:19:59 | 2015年本


池井戸潤はかなり読みましたが

この話も銀行をめぐるサスペンス

読みながらいつも思う・・・銀行もの、企業もの

最近は違和感を覚える・・

そこにあるのは強欲、自分本位、出世願望 自己保身・・・がうずまく

読んでいて最近は不快な思いをする。

なんでそこまで欲が強いのか、会社の中で出世したいのか??その為に人を蹴落としてまで

するのか、人をつぶすのか? 出世と金にまみれたただの奴隷としか思えない。

考えたらそんなことどうでもいい、とっくの昔にそんなものは捨ててきた。

そんな会社にこびへつらうやつは、金玉がついてないのかとも思うね

われはわれ、わが道を行く

自分に対してやってみなはれでいいのである、自分のためにやってみなはれ!

自分が満足すればそれでいい。

人の目をきにしない、いやしい心は捨てておく

そんなことを考えたら池井戸潤の小説は読んでいても面白くなくなる。

やられたらやり返す倍返しだ!

別にいいさ・・・やるやつの心がまずしい

また倍返しして復讐する心も貧しいようにも思う。

復讐するのは時代劇と高倉健の昭和残侠伝だけでいいのです。

健さんと池辺良はかっこいい、半沢直樹はかっこよく見えない。

上西なんたらという維新の会の女・・議員辞職しろよ!

あの化粧きもち悪い、どうみても田舎のスナックのチイママにしか見えない。

あんなくそ女に血税払ってると思うと胸くそ悪い。
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桜田門外の変 吉村昭を読む

2015-04-09 20:47:16 | 2015年本


吉村昭の桜田門外の変

吉村昭の幕末の小説は彰義隊、天狗の争乱を読んだ、史実が事細かに書いてある。

桜田門外の変、水戸尊王志士のことが今まであまりクローズアップされてないのが残念だなと思う

テレビでも幕末ものも薩摩 長州 土佐 が中心

水戸藩をやるドラマはほとんどない。

もともとの尊王攘夷運動の原点は水戸藩の尊王思想からくるもの。

桜田門外の変で井伊直弼を倒し、それ以降の逃亡のそれぞれの志士の生活がそごくリアルだ

一部は史実からそれてるかもしれないが、興味深く変以降の動きを読ませてもらった。

あの時代のすごいエネルギー

日本人にもあんな革命をするエネルギーが内在してるのだと改めて思う。

今の日本にもそのひとかけらでもあればと思う。

残念なことにあほの安倍のおもうがままにすべてがうごかされてる。

まさに独裁者である。

既成事実を作りながら右へ右へと舵をきる・・集団的自衛権の議論すらまともにせず既成事実化する

沖縄辺野古もしかり、既成事実をつくりあとにひけないように粛々とすすめる。

合意なしに既成事実を閣議のみで進めて、抵抗する時間すら奪うやり方

このやり方こそファシズムのやり方ともいえよう。

ドイツのワイマール体制の崩壊からナチスドイツへの移行もこんな形でよく似ている。

うかうかしてると死んでしまうよ・・・・
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