My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

親不孝長屋

2009-01-31 17:35:34 | 読んだ本

親不孝長屋

人情時代小説傑作選

著者は・・・

池波正太郎 「おっ母すまねえ」

平岩弓枝 「邪魔っけ」

松本清張 「左の腕」

山本周五郎「釣忍」

宮部みゆき「神無月」

すべて、親と子供を主題にした作品

人情あふれるものがたりは涙がでそうな感じにもなる、こういう時代小説にどうも弱い(笑)

今のこの時代に忘れてしまったものが・・いっぱいつまってるような感じです。

ほんとに今の時代 人情とはどこにいったんだろうか・・・

ほんとそう思うとさみしいもんです。

特に宮部みゆきの神無月は泣けてくる・・

父親と病弱な5つの娘のものがたり、娘のために薬をなんとかするために、神様のいない暮れの12月に盗みにはいる父親・・娘をすこしでも長生きさせたいという気持がそうさせる、それも神様のいない12月に・・・
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