物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

さすがに新しい本は

2016-07-25 18:12:18 | 日記
図書館には入っていない。いまちょっと読みたい記事があって、『科学技術をめぐる抗争』(岩波書店)を探しているのだが。

これは「戦後日本の思想水脈」全8巻の第2巻である。全体を読みたいわけではないので、もしか図書館に入っていたら、読めるかもしれないと密かな期待をいだいたのだが、自分で購入しなくてはならないかも知れない。

愛媛県内の公共図書館のいずれでもまだ購入をしてはいないようである。さてはてどこかの公共図書館が購入するとも思えないのだが。

詩人:三好達治

2016-07-25 17:46:38 | 日記
もう1か月ほど前になるが、第559回松山市民コンサートで、八幡浜出身の宮本益光(バリトン)さんが歌われた。このコンサートのときに歌の合間に宮本さんがトークで詩人の三好達治さんのことを話していた。

それによると、太平洋戦争中に心ならずも戦争賛歌を作詞しなければならなかったが、戦争が終わってようやく自由になったというので「鴎」という歌をつくったという話をされた。詩人の高村光太郎が戦争賛美の詩を書いたりして、武谷三男が幻滅を感じたということをどこかで書いていたが、戦争賛美の詩を書かなくてはいけなくなって、三好達治も嫌気をきたしていたのかもしれない。

私が知っている三好達治の詩は一つしかないが、これは中学校か小学校のときに「アリが蝶を引いていく。ああヨットのようだ」とかいう短いものを先生が黒板に書いて教えてくれたことだけを覚えている。

宮本さんに話を返すと彼は楽しいトークができる才能をおもちであり、かつ作詞とかもされるなかなかの才人であった。

頼りになる友人

2016-07-25 13:10:59 | 日記
先日友人に質問をしていたのだが、その返事が返ってきた。

これはデルタ関数と関係しているが、複素積分をしなくてはいけないかったのを私は複素積分の経路のとり方があまりわからないので、困って友人に尋ねたのである。彼は親切であるので詳しい計算結果を添付書類で寄せてくれた。まだきちんと読んだわけではないが、ざっと読んで多分疑問は解決すると思う。

まだ少し自分でも考えなければならないかもしれないが、多分大丈夫であろう。

彼、K さんは私が『四元数の発見』(海鳴社)を書いたときにも読んでもらって原稿にあったいくつかのまちがいを正すことができた。それで本来なら謝辞に彼の名前を書くべきであったが、本人が名前を出すことを承諾してくれなかったので、K さんとしか、彼の姓のイニシャルだけしか出すことができなかった。

これは自分は大したことをしていないという彼の謙虚な気持ちからであるが、頼りになる人である。私はあまりにも頼りないところがあるし、計算があまり上手ではない。それで頼りなる友人が重要である。