を昨夜読み始めた。それが結構興味深くて1時半くらいまで読みふけった。今朝も朝食後に仕事場に出てくるまでしばし読んだが、時間にして20分くらいのことであろうか。
結城浩さんのシリーズであるが、秘密ノートはどれも難しい話ではなく中学生から高校生くらいの話である。この「ベクトルの真実」も難しい話は出てこない。
それでもこういう内容があるということが目新しかった。結城さんはこのシリーズで日本数学会から出版賞をもらったらしい。それに値すると思う。
ただ、ちょっと私の気に入らないところはベクトルを文字の上に矢印をつけた記号で表すところである。これは太字で表すべきではなかろうか。もっとも導入のはじめの部分では文字記号の上に矢印のつけたベクトルの表し方も許されるだろうが、それは導入部分のごくはじめのところだけに留めるべきだと思う。
はじめの導入部分では矢線でベクトルを導入しているのでしかたがないのだが、それはできるだけはやく抜け出す方がいいと思う。
中学生から高校生宛てのこの秘密ノートのような本は日本ではたくさん出されているが、どんどん読んでいけて、かつ、おもしろいというのはなかなかないものである。
もし私に孫ができて、その孫が中学生になったら、これを勧めるだろう。もっとも中学生や高校生でなくても学ぶところが多いと思う。この秘密ノートは程度はそれほど高くはないけれども。やはり結城さんの数学の実力が現れていると思う。
結城浩さんのシリーズであるが、秘密ノートはどれも難しい話ではなく中学生から高校生くらいの話である。この「ベクトルの真実」も難しい話は出てこない。
それでもこういう内容があるということが目新しかった。結城さんはこのシリーズで日本数学会から出版賞をもらったらしい。それに値すると思う。
ただ、ちょっと私の気に入らないところはベクトルを文字の上に矢印をつけた記号で表すところである。これは太字で表すべきではなかろうか。もっとも導入のはじめの部分では文字記号の上に矢印のつけたベクトルの表し方も許されるだろうが、それは導入部分のごくはじめのところだけに留めるべきだと思う。
はじめの導入部分では矢線でベクトルを導入しているのでしかたがないのだが、それはできるだけはやく抜け出す方がいいと思う。
中学生から高校生宛てのこの秘密ノートのような本は日本ではたくさん出されているが、どんどん読んでいけて、かつ、おもしろいというのはなかなかないものである。
もし私に孫ができて、その孫が中学生になったら、これを勧めるだろう。もっとも中学生や高校生でなくても学ぶところが多いと思う。この秘密ノートは程度はそれほど高くはないけれども。やはり結城さんの数学の実力が現れていると思う。