神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

茗荷谷2

2019-02-14 06:11:24 | 神田上水

 東側の崖下に沿う道を北に向かい、庚申坂下を過ぎて100mほど来ました。これまで西側の車両基地下にあって、直接たどることのなかった水路ですが、ここから先は道路の西側を並行しており、いつもの青点線が復活します。さらに100mほどで藤寺と通称される伝明寺、そして、その傍らから小石川台に上る藤坂です。藤坂の解説プレートには、「藤坂は箪笥町より茗荷谷に下るの坂なり、藤寺のかたはらなればかくいへり」と「改選江戸志」が引用され、一方、藤寺の由来については、三代将軍家光が鷹狩の折、境内の藤を称賛し、以来藤寺と呼ばれるようになったとの、「東京名所図会」の記事が載っています。

 

Myoga2

    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    1. 水路と並行するのはこのあたりからで、明治末の「郵便地図」には、道路の西側に水路が描かれています。   

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    2. 伝明寺境内に沿います。右手の塀際には→ 観音水と呼ばれる湧水の名残が見られます。 

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    3. 伝明寺の先にある藤坂下です。左カーブの先には丸ノ内線のガードがあります。 

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    4. ガードをくぐると左手は蛙坂、その先は旧小日向茗荷谷町です。右写真は蛙坂から見下ろしています。 

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    5. 拓大東門前です。同校キャンパスはかっての三河大垣新田藩戸田家下屋敷です。