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6/12 英国領ジブラルタル

2016-06-27 | 炎熱のスペインを行く

ジブラルタルは海峡に面した英国領の小さな街。元々オランダ領、17世紀のユトレヒト条約で英国になって現在に至る。

モロッコまでは15キロと近く、大西洋から地中海に抜ける海上交通の要衝。

 

国境超えたら、地元観光会社のマイクロバスに乗り換えます。トヨタです。

あの尖った山は通信施設などがあり、一般人は立ち入り禁止でした。

ナンバープレートにBZとあるのはジブラルタルを示すとのこと。

バスでいちばん先の灯台手前まで。ヨーロッパ岬と言うそうで、ヨーロッパの最南端。

灯台より右が大西洋、左は地中海。

モニュメントは何だったかしら?失念・・・

アフリカが指呼の間。

急な山道をジグザグに登ります。中腹に鍾乳洞があります。聖マイケル鍾乳洞は予定外でしたが、なぜか観光できました。

ドライバーさんはずっと英語で案内していて、添乗員さんの言葉を挟む余地がありません。黙って連れて行ってもらいます。JTBの力の及ばないところ、とN川添乗員さんは残念そう。

小さな鍾乳洞でしたが、中は見ごたえありました。

入ってすぐのところはコンサートホールになっています。夏は涼しいことでしょう。

けっこう見応えがありました。予想していなかったので、実に盛りだくさんのスペイン旅行であります。

そして鍾乳洞の外には野生の猿までいました。ヨーロッパでは唯一だそうで、我が物顔に出没しています。

いゃあ、いろんなものを見せていただきました。

麓へ下りて、今度はロープウェイに乗ります。

モロッコが見えます。

あちらスペイン方面。見晴らしがいいですね。

山の向こうに滑走路があり、イギリス本土から一日に何便か、小型機が来るそうです。

滑走路を道路が横切っている珍しい空港。私達もその道路を通ってきました。

飛行機の発着時には通行止めになるそうです。

こちらジブラルタル。高僧アパーーとの付近は後に埋め立てたそう。狭いジブラルタルです。

地元の元宇品を思い出しました。元宇品が外国になったら、ワカメ採りに行くのにいちいちパスポート持参です。やれやれ。

頂上のカフェに地図がありました。

降ります。

滑走路に飛行機が。

easy Jet 小さな会社の小さな飛行機。


 

麓レストランで食事です。

ロゼワインは添乗員さんの驕り。その節はありがとうございました。

野菜たっぷりのサラダ。

定番。初め、何でイギリスの食べもの?と、英国領だったのを忘れていました。

ブランデーケーキだったかな?激甘。


 

食事を終えて、マイクロバスで国境まで。再びパスポへと見せて審査を受け、スペインに戻ります。

EU離脱したら、住民はいちいちパスポート見せるのでしょうか。何とも煩雑なことです。

今日になって、EUは抜けるけど、経済的にはダメージを受けたくないというイギリスの言い分が聞こえてきます。ちょっと虫がいいように思いますが、どうなんでしょうか。

というか、国民投票は一票違ってもどちらかに決まってしまう、危険な掛け。

EUとイギリス、そして世界経済の混乱はしばらく続きそうです。

と言う愚にもつかない戯言はさておき、195キロ先のフリヒリアナへと旅は続きます。

フリヒリアナって・・・それはスペインの一番美しい村に選ばれたこともある、とっても素敵な街でした。

 

 

 


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