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目からうろこの機ごしらえ

2024-08-10 | 機織り

木曜日8日に綜絖を通す。上の写真は通し終わって手前から見たところ。

金曜日は大学へ行ったので自宅作業はなし。

本日は少しずつ緒巻に巻き取る。

最後に筬をセットした筬框を水平に織り機に括り付け、筬框の中に立って

筬を通す。40羽/10㎝の筬。一羽に4本ずつ、端だけ補強に8本。

手前、女巻に結び付けて出来上がり。

このやり方は大学で習ったのを私なりにアレンジした。巻取りがとても楽になった。

今までは粗筬に通して床に置いて巻き取り、最後に粗筬を綾返しで抜くのがコツが必要でとても大変でした。

昼夜織りの場合、糸が密なのでもつれるのをほどきつつ巻きとるのにものすごく時間がかかり、綾返しでも間違いまくりでした。

今度のやり方はいきなり糸を織り機に持って行き、筬、綜絖と通し、最後に向こうへ巻き取る。

粗筬と綾返しをしなくていいので、時間が短縮しました。

思うに習っていた工房では織り機の間が狭くて、その作業する場所がありませんでした。大学は工房が広く、織機の前後左右に余裕の空間があるのでいきなり機に取り付けるのも可能なのです。

昨日、誰もいない時に織り機の数を数えました。大型機が3台、普通の高機が11台。私のだけ2枚綜絖です。

習っていた教室は個人経営でしたが、高機が11台、4枚綜絖の卓上機もありました。

教室とは全く逆のやり方ですが楽な方がいい。込みみ羽でなければ、筬、綜絖で作業すればいいと思います。

やはり大学へ行ってよかったと思います。機ごしらえか合理的かつ楽、目からうろこの経験でした。

9月末までの夏休み、自分の作業、頑張ります。

機織り途中で長男来る。旅行土産貰う。

明日の墓参りの相談もする。

毎年お盆は巡って来るけれど、そろそろ次の世代にバトンタッチの準備。

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