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機織り、少しづつ

2024-08-07 | 機織り

デザインは断続的に3か月くらいかかったと思う。

いくらやってもきりがないので、月曜日早朝から整経を始めて、紆余曲折の後、本日わずかに10㎝分が完了。

本数は16×10㎝+16(両端補強分)=176本。

全体で幅が150㎝長さは200㎝の予定。最大幅85㎝の織り機なので、何本かに分けて織る。

今回は横向きに仕立てるので、計算してみたら約3,520本の経糸。来年春までの遥かな道のり。その頃には一つ歳とっている。

一度に全部しようと思わない。焦らず、一日一行程。残りの人生で、後いくつできるでしょうか。

午後、整経台から外して織り機のところまで持って行った。これでさらに1行程。

家の中を持って移動するだけ。大豪邸ではないので約10秒笑。

ああ、よう働いた笑。

明日もまた涼しい時に、気が向いたら頑張ります。


大学の事務室に夏休み期間をラインで問い合わせ、8/10~9/30と確認が取れた。先日は先生の勘違い。私の認知症初期症状ではありませんでした。よかったあーー、セーフ。

暑いのでどこへも行かず、家に潜んでいる。窓もカーテン、ブラインドなどでなるだけ光を防ぐ。

四月、島根県の日御碕で買って来た貝殻の風鈴。

触るとカラカラと乾いた音がする。夏はまだまだ折り返しも来てない気がする。

お盆過ぎ、夫と山陰の山歩きと温泉を予定していたけど、夫の都合が悪くなったので、私一人で近場のいい宿を見つけた。

湖畔に面して和室12.5畳、一人で泊まるのも可。誰か友達誘いたいけど、人がいると気になって眠れない私、一人旅を楽しみましょう。


夏、思い出すことなど。

夏休みに遊びに行く、二番目の叔母の家は広かった。

平屋に玄関横の応接室、縁側の先に和室と洋室の二間続きの離れがあった。

洋室は天井まで本棚があり、好きな本を好きなだけ読んでよかった。腰高の窓の外は裏庭で、雑木がいろいろ植わっていた。

南側の庭には池があり、夏にはハグロトンボがゆらゆらと漂っている。

従弟が一人いるだけで、遊び相手のない私は本読んだり、庭を歩いたりして一人でいることが多かった。

しかし、昔の夏はなんであんなに涼しかったのかと今では不思議に思う。


叔母は1943年8月、叔父の出征の日に女学校から石鎚登山に行き、見送りできなかったことをずっと悔やんでいた。

「出征してもまた会えるから学校行事に行け」と言われたそうですが、会うことは二度となかったのです。

叔父は南の島で戦病死。

戦さの要は兵站にあり。船の不十分な日本陸軍が海外で戦争をする無謀さは「暁の宇品」に詳しい。精神力で戦争は出来ません。

そんなこと、あんなこと考えて、夏は少ししんみりします。

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