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「月下の恋人」 浅田次郎

2020-01-06 | 読書

 


今世紀初め、オール読物に掲載された11編の短編集。

この作家らしい、ちょっとした人情の機微に触れる出来事、運命に翻弄される人の戸惑いなどが描かれる。

作品はどれも短いけれど、終わり方に余韻があり、読んだ後では知らない人の知らない人生に触れてちょっと世間やものの見方が広くなった気がする。

その心地よさがこの小説群の美点かと思う。

今朝から申告に向けて仕事開始。はかどらず。エクセルファイル、一部、保存したのが見当たらないところで本日分の根気、切れる。

残りは明日以降に。やれやれ。

 

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